2018年1月16日、昨年からハリウッドを中心に大々的に広がっているセクシャルハラスメント被害告発運(yùn)動(dòng)「me too」キャンペーン?！杆饯狻工趣いσ馕钉巍竚e too」というハッシュタグを付けてSNSに投稿するというキャンペーンで、世界中で大きな反響を呼んでいる。実は韓國でも最近、性犯罪の被害女性たちが同様の運(yùn)動(dòng)を起こしているが、全く拡散されていないという。その原因について、韓國?MBCが報(bào)じている。

7日にビバリーヒルズで開催されたゴールデン?グローブ賞授賞式は、例年のような華やかなドレスを著た有名女優(yōu)らの姿はなく、ほとんどが黒いドレス姿で登場(chǎng)し、受賞スピーチで性的暴行や虐待、男女差別などの問題を訴えた。

これは、メリル?ストリープやリース?ウィザースプーンなど映畫やテレビで活躍する約300人の女性が138億ウォン（約14億円）を寄付して設(shè)立した団體「タイムズアップ」の初の公式活動(dòng)。同団體は職場(chǎng)內(nèi)の性的被害や不平等に積極的に対応するために設(shè)立された。「暴露」中心だった「me too」キャンペーンが、積極的に対策を講じていく組織的運(yùn)動(dòng)に進(jìn)化したものだという。

韓國でも最近、性犯罪を告発する運(yùn)動(dòng)が積極的に行われているが、社會(huì)運(yùn)動(dòng)に発展させられずにいるという。その理由について、MBCは「有名女優(yōu)らが相次いで參加した米國と違い、韓國では若い學(xué)生や新入社員といった社會(huì)的弱者が運(yùn)動(dòng)の中心であることに注目すべき」と指摘している。

職場(chǎng)の上司からセクハラ被害を受けたというキムさんは、MBCの取材に対し「つらい體験が夢(mèng)にまで出てきて、自殺したい衝動(dòng)に駆られることもある」と明らかにした。しかし、加害者は軽い処罰を受けただけで、被害者であるキムさんが解雇されたという。キムさんは「性犯罪は権力の問題なので何の力もない平社員はどうすることもできない?？激à磕─摔郡嗓曛い孔罱K手段がインターネットで訴えることだった」と述べた。

また、韓國では文化蕓術(shù)界に蔓延していた性的暴力問題もオンラインでの告発を通じて公になった。しかし、勇気を出して被害を告白した數(shù)十人の女性のうち、多くが名譽(yù)棄損（きそん）などの罪で逆告訴されたという。

MBCによると、加害者らがこのような「反撃」に出られるのは、被害者らに対する社會(huì)の偏見が原因という。ある文化人からセクハラ被害を受けたというイさんは「（韓國社會(huì)には）セクハラを受けた女性側(cè)にも問題があると考える人がとても多く、逆に私が恥ずかしい思いをした」と述べた。こうした偏見が被害者を孤立させ、社會(huì)的な連帯を阻止する“障害”になっているという。

最後に記事は「韓國の女性の人権、法や制度は勇気ある被害者たちの告発によって少しずつ発展してきた」とし、「韓國內(nèi)で叫ぶ『me too』の聲はまだ弱く見えるかもしれないが、勇気ある叫びによって、性犯罪が『みんなで共に対応しなければならない問題である』という連帯意識(shí)が強(qiáng)くなると期待している」と伝えている。

これについて、韓國のネットユーザーからは多くのコメントが寄せられているが、「韓國社會(huì)はまだそのレベルに達(dá)していない」「米國は有名な男性俳優(yōu)まで協(xié)力しているが、韓國は司法部までが性接待を受けている。期待する方がおかしい」「韓國は絶対無理。警察に相談したら『かわいいから悪い』と言われる國。いっそのこと米國の警察を輸入してほしい」「明らかな証拠があっても被害者が加害者になってしまう世界だ」「韓國の女優(yōu)が同じことをしたら、被害を告白した本人が恥ずかしい思いをし、メディアの“エサ”になるだけ」など韓國の現(xiàn)狀を嘆く聲が多く、諦めモードが漂っている。

その他「韓國も性犯罪者への処罰が強(qiáng)化され、性犯罪が再発しない國になってほしい」と願(yuàn)う聲、「本當(dāng)のフェミニストは男性に何かをしてくれとねだる人ではなく、自立して自ら問題を解決できる人のこと。これを勘違いしている韓國人女性が多い」と指摘する聲、「韓國は韓國。なぜ世界の動(dòng)きに合わせなければならないの？」と主張する聲なども見られた。（翻訳?編集/堂本）