Record China 2020年11月28日(土) 8時20分
拡大
中國に次いで世界第2位のスマホ市場のインドで「韓國の2社が存在感を示している」と韓國紙が報じた。2社は攻撃的なマーケティングでトップを走る中國メーカーを追撃しているという。寫真は攜帯ショップ。
中國に次いで世界第2位のスマートフォン市場であるインドで「最近、韓國のサムスン電子とLG電子が存在感を示している」と韓國紙が報じた。インド市場では中國企業(yè)が圧倒的なシェア占めてきたが、新型コロナの影響から市場が急速に回復する中、韓國2社は攻撃的なマーケティングで中國勢を追撃しているという。
東亜日報によると、インドのスマホ市場は年間1億5000萬臺の規(guī)模で、中國(昨年は3億6200萬臺)に次いで2番目に大きい。まだフィーチャーフォン(日本のガラケーに相當)を使う利用者が40%に達するなどスマホの普及率が低く、今後成長の可能性が高い市場とされる。今年上半期(1~6月)の基準ではシャオミをはじめ、ビボ、オッポなど中國メーカーのシェアが70%に上り、獨走している市場だ。
サムスン電子が2018年、シャオミにインドでのスマホ1位の座を明け渡した當時の両社の年間出荷臺數(shù)の差は970萬臺だったが、昨年1190萬臺に拡大。今年第1四半期(1~3月)もシャオミが980萬臺を販売する間、サムスン電子は500萬臺にとどまった。
しかし、第2四半期(4~6月)に入ると、韓國企業(yè)が好調(diào)で新型コロナの直撃により市場が半減する狀況でも、サムスン電子はシャオミとの販売格差を50萬臺に縮めた。市場が回復した第3四半期(7~9月)もサムスン電子は1220萬臺を販売し、シャオミ(1320萬臺)との差を100萬臺に減らした。サムスン電子が中低価格帯のラインアップを拡大した戦略が功を奏した上、インドと中國の間の國境紛爭で「反中感情」が高まっているからだとの分析もある。
インドのスマホ市場で5位以內(nèi)には入らなかったももの、LG電子も今年5月と6月の販売が3月と4月に比べて10倍ほど伸びたことが分かった。LG電子は昨年、インド市場を攻略するために「インド向け特化、インドが先」の戦略を打ち出した。10萬ウォン(約9000円)臺でカメラレベルを高めるなど、コストパフォーマンスに注力したモデルもインドの消費者の間で話題となったという。
米國の市場分析會社「ストラテジー?アナリティクス」によると、今年第3四半期のインドでのスマホ販売臺數(shù)は計5240萬臺。これは第2四半期のスマートフォンの販売臺數(shù)(1920萬臺)の2.7倍に上る。
韓國スマホ業(yè)界関係者は「ペントアップ(抑えられていた消費が爆発する現(xiàn)象)需要の影響で第3四半期の売上高が大幅に伸びた。新型コロナ以前のインド市場の成長に近いレベルまで回復したとみられる」と指摘。LG電子関係者は「スラッシュギア、トムズガイド、ギズモードなどの海外情報技術(IT)専門メディアでもLGウィングのマルチタスクなどが好評だった。インドでも勝負に出る計畫だ」と意気込んでいる。(編集/日向)
この記事のコメントを見る
Record China
2020/11/26
2020/11/25
2020/11/24
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る