Record China 2018年4月12日(木) 6時(shí)10分
拡大
10日、韓國メディアは、ソウル市が昨年11月に導(dǎo)入したタクシー運(yùn)転手の「制服制度」の現(xiàn)狀について報(bào)じた。寫真はソウル。
2018年4月10日、韓國?中央日報(bào)は、ソウル市が昨年11月に導(dǎo)入したタクシー運(yùn)転手の「制服制度」の現(xiàn)狀について報(bào)じた。
ソウル市は昨年11月、「タクシー運(yùn)転手の服裝の亂れがサービスの質(zhì)の低下につながっているという市民の苦情が多い」として約16億1000萬ウォン(約1億6100萬円)を投入し、225の法人タクシー會(huì)社の約3萬5000人の運(yùn)転手に制服を支給。また、今年からは取り締まりを行い、制服未著用が発覚した場合は課徴金や過料を命じると発表していた。
しかし同メディアによると、ソウル市はいまだに取り締まりを行わず、代わりに複數(shù)の法人タクシー會(huì)社で構(gòu)成された組合に啓発レベルの點(diǎn)検の実施を依頼した。これについて、ソウル市関係者は「組合による點(diǎn)検の結(jié)果、運(yùn)転手の80?90%が制服を著用していることが分かった。よく守られている上、運(yùn)転手らの反発も考慮し、すぐに取り締まりをする計(jì)畫はない」と話したという。
ところが、同メディアが取材したところ、法人タクシー運(yùn)転手の多くが制服を著用していなかった。今月6日にソウル市內(nèi)のある社員食堂を訪れると、運(yùn)転手の約半分がTシャツや登山服、殘りの半分も制服のシャツのみを著ているだけで、ジーパンやソウル市が制服制度導(dǎo)入前から禁止していた視界を遮るデザインの帽子を著用している人もいた。そのためタクシー運(yùn)転手の制服が義務(wù)化されたことを知らない市民も多かったという。
運(yùn)転手からは「1日に10時(shí)間も運(yùn)転するのに、伸縮性のない制服だと疲れる。制服のベストは支給されてからずっとタンスの中で、これからも著ない」との聲が上がっているそうだ。
記事は「法人タクシー會(huì)社に事実上の“セルフ點(diǎn)検”を任せたため、ソウル市は実情をきちんと把握できていない」とし、「一部のタクシー運(yùn)転手の間からですら『ソウル市が稅金を無駄にした』と批判が出ている理由だ」と指摘している。
さらに制服を著用している運(yùn)転手らからも不満が出ており、「著たくもない制服を無理やり著ても親切心など生じない」「通勤中に職業(yè)が分かってしまう」との聲が上がっているという。
専門家らは「制服の著用率を上げるには根本的な対策が必要」と指摘している。三星交通安全文化研究所のチャン?テクヨン博士は、「制服はサービスの基本要素の1つであるため、ソウル市の試みは良い」としつつも、「著用率とサービスの質(zhì)を上げるには、根本的なサービス精神や勤務(wù)環(huán)境の改善が伴うべき」と指摘。その上で「日本では運(yùn)転手が制服を著たタクシーの方が、一般のタクシーよりレベルの高いサービスを提供しており、會(huì)社からそれに対する報(bào)奨をもらっている」と述べた。
この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからは「制服を著たからといって中學(xué)生が言うことを聞くか?」「タクシー運(yùn)転手の服裝なんて見てない」「血稅の無駄」「お金が関わっていなければサービス精神など生じない」など、制服の義務(wù)化に否定的な聲が多く寄せられている。
一方で「清潔な感じがしていい。著てほしい」「タクシーを利用する側(cè)からしたら、サービスのプロフェッショナルという感じがしていい」「制服を著てほしい。そしてタクシー運(yùn)転手としての誇りを持って運(yùn)転してほしい」と制服著用を求める聲も上がっている。(翻訳?編集/堂本)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/5/22
2017/3/2
2016/10/25
2018/4/10
2018/4/8
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る