2008年6月19日、19日付新華社によると、國(guó)家発展改革委員會(huì)は19日、20日から石油製品価格を引き上げると発表した。電力料金も7月1日から引き上げる。天然ガス料金は據(jù)え置く。

引き上げ幅はガソリンとディーゼル油が1トン當(dāng)たり1000元、航空燃料が同1500元。電力料金は1キロワット時(shí)當(dāng)たり平均0．025元引き上げる。ただし電力料金は、一般世帯向けと農(nóng)業(yè)、化學(xué)肥料生産向けは據(jù)え置く。地震の被害が特に大きかった四川、陝西、甘粛省の一部の県（市）の電力料金も対象外とする。

中國(guó)では石油製品と電力の価格が政府の統(tǒng)制下にあり、インフレ抑制を最重要課題として掲げる中國(guó)政府はこれまで引き上げを見送ってきた。しかし最近の原油、石炭価格の上昇を受けて、石油精製會(huì)社や発電所の赤字が拡大しており、値上げに踏み切らざるをえなくなったとみられる。17日と18日の日程で米メリーランド州で開催された米中経済戦略対話では、「中國(guó)政府が石油製品価格を安く抑えていることが原油の消費(fèi)を促している」として米國(guó)が中國(guó)の石油製品価格の引き上げに圧力をかけた経緯もある。（翻訳?編集/HI）