2008年6月20日付「紅網(wǎng)」の報(bào)道によると、四川大地震の際、冷靜沈著かつ勇敢に救助活動(dòng)を行った高校3年生以下の少年少女から「抗震救災(zāi)英雄少年」を投票で選出、表彰することに対して、インターネットの書き込みでは、「優(yōu)劣を付ける必要があるのか？」などと疑問を投げかける聲が続出している。

【その他の寫真】

ネット上で「張作甫」と名乗る人物は、次のような書き込みをしている?！缸庸─郡?、ボランティア、人民解放軍はみな勇敢で頑強(qiáng)な英雄。投票で選ばれなかったら英雄ではないという間違った認(rèn)識(shí)を持たれかねない」。

大手ポータルサイト「網(wǎng)易（NETEASE）」が行った調(diào)査によると、8割以上のネット市民が張作甫と同様の考えを示し、「子供たちが生きていることが何より。大人が子供をひとくくりに評(píng)価すべきではない」と表彰について疑問視する書き込みが相次いだ。また、湖南省のニュースサイト「紅網(wǎng)（REDNET.CN）」の掲示板でも、「理解できない」といった聲が上がった。

しかし、書き込みの一部には肯定的な意見も。抗日運(yùn)動(dòng)の小さな英雄「王樸」「王二小」などに喩えて「彼らの心には気高い民族の魂が刻み込まれている」と書いているものもあり、愛國(guó)心の強(qiáng)さを窺わせた。

なお、「抗震救災(zāi)英雄少年」は、各審査を経た後、インターネットと攜帯電話による一般投票の結(jié)果と全國(guó)活動(dòng)組織委の評(píng)価を併せて選ばれる。選考期間は2008年6月6日?29日。授賞式は6月末に、中國(guó)中央電視臺(tái)（CCTV）の特別番組で放送され、受賞者には表彰狀とメダルが授與される予定。（翻訳?編集/SN）