2008年6月21日、網(wǎng)易スポーツは、あるサッカー選手が中國(guó)代表選出の代償として裏金を支払った、と報(bào)じた。それによると、この選手は今シーズンの開(kāi)幕前に移籍を直訴したが、所屬クラブ側(cè)が拒否。そこで、代表入りすることで待遇を改善しようと、選出の見(jiàn)返りとして40萬(wàn)元（約600萬(wàn)円）の裏金を支払ったという。

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中國(guó)サッカー界では、こうしたうわさは以前からささやかれており、2007年のアジアカップ前にも代表選出に裏金が動(dòng)いたとの報(bào)道があった。代表に選出されれば、ファンの注目度は大きく上がり、年俸も少なくとも20％はアップするなど大きなメリットがあるとされる。このため、一部の絶対的な主力選手を除き、現(xiàn)金や高額なプレゼントの贈(zèng)答はどの選手もやっているというのが「公然の秘密」だった。A代表だけではなく、五輪代表選出でも裏金が動(dòng)いているとの憶測(cè)もある。

今回の報(bào)道は、個(gè)別選手の裏金支払いを特定することで、こうしたうわさを裏付けた格好。ワールドカップ予選に臨んだ中國(guó)代表は、ホームでのカタール、イラク戦に連敗し、最終戦を待たずして3次予選での敗退が決まっている。中國(guó)國(guó)內(nèi)では監(jiān)督の責(zé)任を問(wèn)う聲が高まるなど、戦犯捜しも始まっているが、多くのサッカーファンの間では、代表の低迷の要因として、裏金など腐敗問(wèn)題が橫たわっているとの見(jiàn)方が根強(qiáng)い。網(wǎng)易スポーツはこの手の腐敗が一掃されなければ、中國(guó)代表が真価を発揮し活躍することはできないと提言している。（翻訳?編集/KT）