2008年6月22日、米ドリームワークス社のアニメ映畫「カンフー?パンダ」が、19日の四川省內(nèi)での上映中止措置発表を経て、21日に國家?guī)诓ル娪半娨暰t局の批準によって上映が再開されたことで、現(xiàn)地の映畫館は大きな賑わいを見せている。成都晩報の報道。

【その他の寫真】

上映が再開された理由について、同紙では「四川省はパンダのふるさととして誰もが認める土地。成都の観客は同作品に大きな期待を寄せている」としている。

同省の上映中止騒動の発端は、省內(nèi)在住の蕓術(shù)家の趙半狄（ジャオ?バンディー）氏の、國家?guī)诓ル娪半娨暰t局に対する申し入れ。同氏は作品が「中國の國寶とカンフーを盜み、中國で儲けようとしている」こと、また、問題発言で物議を醸したシャロン?ストーンと同じハリウッド産の映畫であることにクレームを提示、一時は19日に上映先送りが発表されていた。

しかし、都市快報の報道によると、同氏の申し入れに対し、映畫局が「同作品は審査を経たものの、內(nèi)容上何の問題もない」として上映再開にこぎつけた。なお、同局は「映畫の上映延期や中止について、行政管理部門はあくまで提案を行うだけ。具體的な事務事項については、作品の配給?上映元に任せる」としている。

また、今回の騒動について、監(jiān)督のマーク?オズボーン氏は次のようにコメントを発表している。「わたしは中國の伝統(tǒng)文化に大きな敬意を払っています。今年開催される北京五輪に際し、最も身近で最も愉快な手段を用い、中國文化を世界の人に広めたかった。この作品を通じ、わたしは中國文化へのリスペクトを表明しています」。(翻訳?編集/愛玉)