2008年6月23日、広東省東莞市人民検察院汚職取締局は汚職官僚の80％が愛人を囲っており、汚職官僚摘発の重要な手がかりとなっていることを明かした。24日、紅網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

23日、東莞市人民検察院は汚職官僚通報(bào)を市民に呼びかけるイベントを?qū)g施した。社會(huì)主義國(guó)家の中國(guó)では官僚が強(qiáng)大な権力を握りながら、これに対する制約がなかったため、汚職は容易だった。しかし、近年では政治制度改革が進(jìn)みチェック機(jī)能が強(qiáng)化されるなど、次第に汚職がやりにくい環(huán)境が整備されつつある。監(jiān)視強(qiáng)化に伴い、手の込んだばれにくい汚職や複數(shù)の官僚が共謀しての汚職などが増加、摘発が以前よりも困難になった面もある。

汚職取締局が期待しているのは市民からの通報(bào)。実名での通報(bào)の場(chǎng)合は官僚の不正蓄財(cái)の一部を通報(bào)者に與える制度まである。ただ、通報(bào)すれば報(bào)復(fù)される可能性があるため、現(xiàn)実には十分に機(jī)能していない。

現(xiàn)在、同局が摘発の突破口として主に利用しているのが愛人。汚職官僚の80％は愛人を囲っており、また愛人名義で不正蓄財(cái)を行うなど汚職摘発の鍵を握っているという。（翻訳?編集/KT）