2008年6月26日、「崇高な教育者でなくてもかまわないが、恥知らずであってはならない」―前日の25日、國家教育部の王旭明スポークスマンは定例記者會(huì)見の席上、四川大地震で生徒を教室に殘したまま自分1人で逃げ出した中學(xué)教師?範(fàn)美忠（ファン?メイジョン）についてこのように語った。ニュースサイト「中國網(wǎng)」は、この教育部の発言について成都市に住む範(fàn)美忠本人に電話取材した。

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範(fàn)は同スポークスマンの発言をインターネットニュースで知ったと話し、「私は優(yōu)秀な教師。だが崇高な人間ではないし、そうなりたいとも思わない。だからといって、恥知らずな人間ではない」と反論。逆に「私のように個(gè)性的で、しっかりとした考えを持ち、批判精神に富んだ教師が今の中國にはあまりにも少なすぎる」と批判した。

「中國網(wǎng)」はさらに「地震國」日本で行った中國「國際先駆導(dǎo)報(bào)」紙の取材結(jié)果も紹介。生徒を放り出して自分1人だけ逃げる教師など日本では「ありえない」ことで、災(zāi)害時(shí)に教師が生徒の避難誘導(dǎo)を行うのが當(dāng)然。各教育現(xiàn)場(chǎng)には學(xué)校地震災(zāi)害対策マニュアルが存在し、これを守らない教師は解雇されるだけでなく、世間に顔向けできなくなると伝えている。（翻訳?編集/本郷）