2008年6月、米華字紙「僑報(bào)」は養(yǎng)子にした中國(guó)人乳児を殺害したアメリカ人女性の判決が確定したことを報(bào)じた。司法取引により犯行を認(rèn)める代わりに殺人罪の適用が免除され、懲役15年の判決が下された。米華人コミュニティからは判決を不服とする聲が上がっている。27日、中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

1995年10月19日、テネシー州のジェニファー?アルビー（34歳）は生後20か月の娘を撲殺、警察に自首した。殺害されたエマちゃんは前年に中國(guó)から引き取られた養(yǎng)子だった。供述によると娘が泣きやまなかったため、頭をコーヒーテーブルに叩きつけたところ頭蓋骨が骨折、そのまま死亡したという。

司法取引により殺人罪が適用されなかったことに対し、米華人コミニュティからは不満の聲が上がっている。ある華人女性は「親に捨てられ、あるいは孤児となった子どもはそれだけでかわいそうなのに、養(yǎng)子となったアメリカでこんな仕打ちを受けるなんてひどすぎる」と語(yǔ)った。アメリカ人は中國(guó)のみならず世界各國(guó)から養(yǎng)子を引き取っていることで知られる。中國(guó)人だけでも1992年から2005年までに5萬(wàn)人以上が養(yǎng)子となったとの統(tǒng)計(jì)もあるが、エマちゃんのような悲劇も少なくない。華人コミュニティからは養(yǎng)子の受け入れ及びその監(jiān)督制度の改革が必要との聲が上がっている。（翻訳?編集/KT）