2008年6月29日、新華網(wǎng)の報道によると、30日はツングースカ大爆発100周年記念日。中國科學(xué)院紫金山天文臺の王思潮研究員は、人類はこの大爆発の教訓(xùn)を活かし、小惑星、彗星の地球衝突を防ぐため団結(jié)し努力しなければならないと述べた。

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1908年6月30日、直徑60mの小惑星がロシアのツングースカ地區(qū)上空で爆発した。爆発の威力は広島に投下された原子爆弾200個分に相當し、2000平方メートルあまりの森林を一気に破壊、大規(guī)模な火災(zāi)が発生した。この小惑星の到來が數(shù)時間遅れていたら、サンクトペテルブルク直撃の可能性もあったという。

94年には小惑星の木星への衝突が目撃され、地球と同サイズの衝突痕も観測されている。王研究員はこれらの事件は、天體の地球衝突という災(zāi)難を防ぐよう人類に警告しているという。小惑星、彗星の衝突は、確率は低いがハイリスクな事件であり、もし直徑が200?300mの天體が衝突した場合、津波の発生が予想される。このような事件は平均して數(shù)千年に一度発生するという。

99年、中國科學(xué)院は「地球近傍天體観測及び天體力學(xué)研究」チームを結(jié)成、江蘇省に紫金山天文臺を建設(shè)し、1．2mの天體観測望遠鏡も設(shè)置、衝突予報と空間環(huán)境の安全を研究する國際的な場を目指しているという。（翻訳?編集/YY）