2008年6月29日、「中國(guó)新聞網(wǎng)」は歐州に住む中國(guó)系住民のための新聞「歐州時(shí)報(bào)」と「歐洲聨合週報(bào)」からの転電として、在仏中國(guó)系マッシュルーム生産工場(chǎng)が不法に侵入した何者かにより徹底的に破壊されたと報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

被害にあったマッシュルーム生産工場(chǎng)は、フランスのVilliers ADAM市にあり、今年で創(chuàng)業(yè)5年。中國(guó)人経営者の林さんが400萬(wàn)元（約6000萬(wàn)円）を投じ、2年の歳月をかけて設(shè)立した。仏メディアにもたびたび紹介され、同市で開(kāi)催される行事には必ず招待されるほど現(xiàn)地と友好的関係を保っていたという。しかし、2年前に當(dāng)初から働いていた中國(guó)人技術(shù)者8人が契約満了で帰國(guó)すると、代わりの技術(shù)者が見(jiàn)つからず昨年から操業(yè)停止?fàn)顟B(tài)に。

林さんは、技術(shù)者が集まりしだいすぐに操業(yè)再開(kāi)できるよう常に工場(chǎng)を守ってきたが、今月15日から林さん経営のレストランのあるパリに滯在。22日午後4時(shí)ころ、同工場(chǎng)に戻り慘狀を目にした。犯人は工場(chǎng)の窓から侵入。持ち運(yùn)べる大きさの機(jī)材や金目のものはすべて持ち去られ、マッシュルームを生育する設(shè)備や給水システム、配電ケーブルなどはすべて完全に破壊されていた。壁や床もはがされ、犯人のものと思われる糞便も殘されていた。

現(xiàn)地警察は、犯人は複數(shù)とみて捜査を続けている。その悪質(zhì)さから人種差別主義者による卑劣な犯行である可能性もあり、在仏中國(guó)大使館も捜査の行方に重大な関心を持っているという。（翻訳?編集/本郷）