2008年6月30日、陝西省政府は局長(zhǎng)級(jí)會(huì)議を開き、「華南トラ事件」関係者の処置を決定するとともに、今後3か月、政府機(jī)関の綱紀(jì)粛正を強(qiáng)化していくことを通達(dá)した。また、今後は寫真をねつ造した周正龍（ジョウ?ジョンロン）に対する取材を拒否することも明らかにした。新京報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

07年10月、周正龍から提供された寫真により省林業(yè)庁が華南トラ撮影について報(bào)告を行ったが、発表までの間に鎮(zhèn)坪県林業(yè)局、県政府、省林業(yè)庁という3段階の政府機(jī)関の手を経たにもかかわらず、寫真がねつ造であることを見破ることができなかったことを陝西省政府は認(rèn)め、省常務(wù)副省長(zhǎng)の趙正永（ジャオ?ジョンヨン）氏は、國(guó)防大學(xué)などの専門家による鑑定や市民からの意見を関係部門が重視しなかったことも問題だったと指摘した。すでに関係幹部13人が免職などの処分を受けている。

趙副省長(zhǎng)は、寫真がねつ造だったことが判明したにもかかわらず、現(xiàn)在も華南トラは実在し寫真は本物だと考えている現(xiàn)地政府幹部もいると話し、08年初頭の大雪災(zāi)害への対応にも少なからず悪い影響が出たとして、「ねつ造事件により行政資源が浪費(fèi)された」と指摘した。また、「今回の事件は全世界に伝わっており、中國(guó)の信頼性を大きく損ねた」として、今後は信頼回復(fù)のため、3か月間にわたって集中的に綱紀(jì)粛正を行っていくと話した。（翻訳?編集/岡田）