2008年7月1日、貴州省甕安(ウォンアン)県で発生した15歳の少女の不審死について、數(shù)萬(wàn)人規(guī)模の抗議活動(dòng)が発生した事件で、貴州省政府新聞弁公室、貴州省公安庁、黔南プイ族ミャオ族自治州政府が共同で記者會(huì)見(jiàn)を開(kāi)き、事件の原因などについて語(yǔ)った。地元TV局?貴州電視臺(tái)の報(bào)道を中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

事件は6月22日、15歳の少女が2人組の男に性的暴行を受けて死亡、遺體が川に遺棄されたとされている。しかし、警察によって拘束された2人は翌日に釈放された。加害者のうち1人が副県長(zhǎng)の息子だったために當(dāng)局が事件の隠蔽を図ったとされたうえ、當(dāng)局へ抗議に訪れた遺族や被害者の友人が暴行を受けたとのうわさが流布し、住民らによる暴動(dòng)に発展した。

貴州省委宣伝部の周暁雲(yún)(ジョウ?シアオユン)副部長(zhǎng)によると、事件の真相究明についてはほぼ捜査を完了し、地元?甕安県の治安も基本的に回復(fù)しているとした。また、貴州省公安庁スポークスマンの王興正(ワン?シンジョン)氏は、は現(xiàn)在までの捜査狀況を以下のように5點(diǎn)にまとめて語(yǔ)った。

1)事件発生の経過(guò)

2008年6月22日午前0時(shí)27分、県內(nèi)の西門(mén)河で人が飛び込んだとの通報(bào)が公安に入る。地元派出所の捜索により、およそ2時(shí)間半後に遺體を引き上げる。通報(bào)者は死亡した少女の友人らで、彼らへの聞き込みにより、遺體は県內(nèi)の中學(xué)2年の女子であることが判明。女子中學(xué)生は前夜8時(shí)ごろから友人や戀人らと外出、食事後に西門(mén)河の川べりに向かった際「川へ飛び込んで死にたい」と漏らす。友人の説得により一時(shí)は思いとどまったものの、突然川へ飛び込んだ。友人らが川へ飛び込むも救出には至らず、警察へ通報(bào)した。

2)死亡した少女と通報(bào)者

死亡した少女は県內(nèi)の中學(xué)に通う中學(xué)2年生。事件現(xiàn)場(chǎng)にほかにいたのは3人。うち、少女の戀人は21歳で県內(nèi)の製紙工場(chǎng)職員。ほかに、その同僚の18歳の少年と16歳の少女の同級(jí)生がいた。

3)事件発覚後の処理

當(dāng)初、地元公安局は自殺として処理したが、少女の遺族らは「暴行を受けて死亡した」と主張、DNA鑑定を要求する。25日に行われた検死で再度、溺死と鑑定され、遺族らは一度は納得したものの、少女の遺體を火葬せず、事件現(xiàn)場(chǎng)にいた3人に50萬(wàn)元(約750萬(wàn)円)の賠償金を要求した。1日、再度検死を行うことが認(rèn)められる。

4)暴動(dòng)発生の経過(guò)

26日、遺族は県側(cè)の捜査に納得した形で、28日に協(xié)議書(shū)を交わすことで事件は収束するかと思われた。しかし28日午後4時(shí)ごろ、遺族らはおよそ300人の住民を引き連れて地元公安局に向かう。公安局では警官らともみ合いになりながら、局內(nèi)の設(shè)備を破壊、放火するなどの暴挙にでた。暴動(dòng)はおよそ7時(shí)間続いた。

5)暴動(dòng)後の捜査狀況

公安局の捜査により、暴動(dòng)に參加した者の多くが地元暴力団の関係者と判明、現(xiàn)在そのうち50人あまりが拘束されている。関連部門(mén)により、詳細(xì)を捜査中。(翻訳?編集/愛(ài)玉)