2008年7月1日、四川省の黃小祥（ホアン?シャオシアン）副省長は、中國を訪問中の米國代表団との會(huì)談で、6月28日までに四川大地震による直接経済損失が1兆元（約15兆円）を突破したことを明らかにした。中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

今回の四川大地震は、新中國成立以降に発生した地震では、破壊力や揺れの波及規(guī)模、救済の難度で、いずれも最大のものとなった。6月28日までに、四川大地震の犠牲者は6萬8683人に達(dá)し、行方不明者は1萬8404人、負(fù)傷者は36萬358人に。倒壊または損害を被った家屋は450萬戸で、約1000萬人が帰る家を失った。なお、被災(zāi)面積は10萬平方キロメートルに及んだ。

震災(zāi)発生後は、廃墟から約8萬人が救出され、800萬人以上が安全な場(chǎng)所へ避難。被災(zāi)者への食事や清潔な飲料水、衣服、仮設(shè)住宅などは基本的に確保され、現(xiàn)在まで、被災(zāi)地における伝染病や食中毒などの衛(wèi)生問題は報(bào)告されていないという。また、地震再発による家屋倒壊や土石流発生の監(jiān)視を強(qiáng)化するなど、被害拡大をコントロールしたとしている。

現(xiàn)地の生活は正常水準(zhǔn)に向け現(xiàn)在も復(fù)舊作業(yè)が進(jìn)められており、村レベルでは一部を除き、道路は開通し、通信や電力供給も震災(zāi)前の水準(zhǔn)まで回復(fù)した。一定規(guī)模の企業(yè)や取引?流通、サービスなどの業(yè)務(wù)では、8?9割が正常な生産や業(yè)務(wù)をスタート。授業(yè)を再開した小中學(xué)校も8割を超えた。（翻訳?編集/汪葉月）