2008年7月2日、「四川在線(xiàn)」によると、殺人の罪に問(wèn)われ、アバ?チベット族チャン族自治州刑務(wù)所に服役していた男性が、震災(zāi)における救援?救助活動(dòng)の功績(jī)が認(rèn)められ、仮釈放となった。四川省では、服役囚436人が減刑を受けることになり、また、他の服役囚605人も功績(jī)が記録され、1189人が表彰を受けたという。

【その他の寫(xiě)真】

仮釈放となった男性は、7年前に殺人を犯し、執(zhí)行猶予つきの死刑判決を受けていたが、服役中の態(tài)度が良好だったため、2011年までの懲役刑になっていた。今回の四川大地震発生の際、看守の誘導(dǎo)により避難が始まり、誰(shuí)もが我先にと避難する中、男性は腳の悪い他の服役囚を背負(fù)って避難した。この獻(xiàn)身的な態(tài)度により、男性は仮釈放となった。

仮釈放となった男性以外にも、多くの服役囚が震災(zāi)の中、自らの命を省みず、人命救助に大きく貢獻(xiàn)している。避難を誘導(dǎo)していたある刑務(wù)官が怪我をして動(dòng)けなくなり、倒壊寸前の壁に押しつぶされそうになっていた際に、ある囚人が刑務(wù)官を救い出し、安全な場(chǎng)所まで擔(dān)いで避難したという。また、同省広元市の刑務(wù)所でも、人命救助や救援活動(dòng)に功績(jī)が認(rèn)められた服役囚8人が7月3日、仮釈放となることが決定している。

四川省監(jiān)獄管理局は、殘りの刑期が短く、震災(zāi)での活動(dòng)に功績(jī)のあった囚人を優(yōu)先的に仮釈放や刑の軽減を行う方針を発表しており、震災(zāi)により家族を失った老人や子供のもとへ送り返すという狙いもあるという。（翻訳?編集/岡田）