2008年7月4日、香港紙「明報」によると、1日から北京市で行われたチベット亡命政府特使と中國共産黨中央統(tǒng)一戦線幹部との対話では、共産黨側(cè)が強硬姿勢に終始し、話し合いは平行線に終わったことがわかった。

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対話に先立ち、ダライ?ラマとチベット亡命政府は、「対話が失敗に終われば、チベット民族は自爆を含む過激な抗議行動をとる」と表明していた。しかし、報道によると、今回、中國側(cè)は前回の深セン対話よりも強硬な態(tài)度をとり、中國共産黨中央統(tǒng)一戦線の杜青林（ドゥ?チンリン）部長がダライ?ラマの特使2人を“説教”するような形で進(jìn)められたという。

杜部長はまず、四川大地震について觸れ、「中華民族は困難に直面した時こそ民族団結(jié)力、助け合い精神を発揮することができる」と強調(diào)?！弗隶佶氓趣摔堡胫袊伯b黨の指導(dǎo)、社會主義制度、民族居住地の自治制度の維持が揺るぐことはない」と斷言した。さらにダライ?ラマに対し、特に「チベット青年會（蔵青會）のテロ活動をとめるよう」確約を要求。また、ダライ?ラマ側(cè)が「積極的な姿勢を見せたならば」という條件付きで、年末までにまた対話の場を設(shè)けると約束した。

チベットのコントロールに自信を見せる共産黨側(cè)は問題解決を急がない余裕を見せつけるが、ダライ?ラマ側(cè)は國際社會の注視を浴びやすい北京五輪前に成果を挙げたい意向という。（翻訳?編集/汪葉月）