2017年11月7日、國(guó)賓として韓國(guó)を訪れているトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)を招き韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府で開(kāi)かれる歓迎夕食會(huì)に、元慰安婦の李容洙（イ?ヨンス）さん（88）が招待されていることが分かった。韓國(guó)?京郷新聞などが報(bào)じた。

韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府によると、李さんは他の元慰安婦らと共同生活を送る「ナヌムの家」の看護(hù)スタッフと共に國(guó)賓歓迎の晩さんに招待された。李さんは、米議會(huì)で慰安婦としての被害を証言するため英語(yǔ)を?qū)Wぶ元慰安婦の姿を描いた韓國(guó)映畫(huà)「アイ?キャン?スピーク」のモデルとされている。また2007年2月には、慰安婦の実態(tài)について米下院小委員會(huì)で証言を行った。

夕食會(huì)での李さんの席は、大統(tǒng)領(lǐng)府の尹永燦（ユン?ヨンチャン）國(guó)民疎通首席秘書(shū)官のほか、ホワイトハウスのヒックス広報(bào)部長(zhǎng)、サンダース報(bào)道官ら米政府の女性高官らと同じ5番テーブルに設(shè)けられるという。

夕食會(huì)には韓國(guó)側(cè)70人、米國(guó)側(cè)52人が招かれており、12のテーブルが用意されている。韓國(guó)側(cè)では政財(cái)界の要人のほか、韓國(guó)のトップ女優(yōu)チョン?ドヨン、モデルのハン?ヘジン、映畫(huà)「シークレット?サンシャイン」などで知られるイ?チャンドン監(jiān)督が出席予定とされ、注目が集まっている。

元慰安婦の招待に関し、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府當(dāng)局者は「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が訪問(wèn)した日韓には慰安婦など歴史問(wèn)題もある」と理由を説明しているが、韓國(guó)の一般市民たちはどう受け止めているだろうか。

京郷新聞の記事に寄せられたコメントはそれほど多くなく、ネットユーザーの関心は李さんよりもむしろ他の韓國(guó)側(cè)出席者の方に向いているようだ。しかしそうした中でも「國(guó)賓を招く夕食會(huì)に元慰安婦のおばあさんをお連れする政府。売國(guó)奴政権とは次元が違う」とのコメントが多くの共感を集めており、他にも「さすが文大統(tǒng)領(lǐng)！」「やはり文政府は國(guó)民のための政府に違いない」「日本に寄って來(lái)た米大統(tǒng)領(lǐng)の歓迎の席に元慰安婦を呼ぶとは、絶妙だね」と、李さんの招待に賛同する聲が目立つ。

一方で「元慰安婦を呼ぶなんてどうかしてるぞ」「李容洙おばあさんが顔を突っ込む所じゃないと思う」「なぜ元慰安婦が出席するの？」と否定的な意見(jiàn)もいくつかあり、「また女性団體が慰安婦のおばあさんたちを利用したのか」との聲も。

さらに記事には挙がっていないセウォル號(hào)事故犠牲者の遺族に言及し「セウォル號(hào)関係者も一緒に食べればいいのに。なぜ外した？」との指摘もあった。（編集/吉金）