中國の子ども向け反スパイ啓蒙動畫が「人でなしすぎる」と物議―米華字メディア

Record China    2017年11月8日(水) 23時0分

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8日、中國でこのほど、小中學(xué)生の反スパイ意識を高めることを目的として制作された動畫の內(nèi)容が「人でなしすぎる」と物議を醸しているという。資料寫真。

2017年11月8日、中國では2014年に「反スパイ法」が制定され、スパイ行為に関與したなどとして日本人が拘束される事案が相次いでいるが、そんな中國でこのほど、小中學(xué)生の反スパイ意識を高めることを目的として制作された動畫の內(nèi)容が「人でなしすぎる」と物議を醸しているという。

米華字メディアの多維新聞が伝えたもので、問題となっているのは、江蘇省南通市の國家安全局と教育局が共同で制作した10分間の動畫。今月3日からネット上で公開されるや、その內(nèi)容に批判や疑問の聲が多く寄せられているという。

特にネット上で物議を醸しているのが、動畫中のセリフ「スパイは休まない。家族の行動に怪しい點がないかよく観察し、(怪しい點があれば)國家安全當(dāng)局にすぐ通報しよう。寛大な処分を得るため、正直に告白させよう」だ。記事は「大義のためには親兄弟をも犠牲にすることを奨勵するような內(nèi)容に、ネット上で疑問の聲が上がっている」と伝えている。(翻訳?編集/柳川)

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