2017年11月9日、米VOA中國語版サイトは、中國を訪れたトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)が中國國內(nèi)で事実上禁止されているツイッターへの投稿を連発していることを報じた。

【その他の寫真】

記事は、8日に北京入りしたトランプ大統(tǒng)領(lǐng)について「空港で盛大に歓迎され、最大級のもてなしを受けたご満悅ぶりは、北京から初めて発せられたツイートが示している」とし、「習近平（シー?ジンピン）夫妻に感謝する。妻とともに故宮で忘れられない時間を過ごした」というツイートの內(nèi)容を紹介した。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は中國到著後初のツイートから約1時間後、「明日の習主席との會談に期待している。中國よ、素晴らしい歓迎をありがとう」と再びツイートを行っている。

記事は「ツイッターが禁止され、特定のサイトへのアクセスを遮斷する『グレートファイヤーウォール』が立ちはだかる中國でも通常通りツイートを発信できたことについての議論が起きている」とし、あるホワイトハウス関係者が「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)一行は『特殊な設(shè)備』を持っており、ファイヤーウォールを乗り越えた」と語ったという米メディアのビジネス?インサイダーの報道を紹介した。

また、ブルームバーグによれば、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)がネットセキュリティーを考慮して、中國ではiPhoneではなくデスクトップからツイートを行っているという。

記事はさらに「『ツイッター政治』とも稱されるトランプ大統(tǒng)領(lǐng)のツイートに、中國の政府やネットユーザーが非常に注目している。ただ、ネットユーザーたちがそれを見るには『壁』を乗り越えなければならない」と伝えている。（翻訳?編集/川尻）