2017年11月8日、韓國?チャンネルAなどは、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)の初の韓國訪問を歓迎し7日夜に韓國大統(tǒng)領(lǐng)府で開かれた夕食會の総括企畫者が、大統(tǒng)領(lǐng)府儀典秘書官室のタク?ヒョンミン行政官であったと報(bào)じた。

元慰安婦の招待や竹島産エビメニューの提供といった「目玉」が盛り込まれた今回の夕食會は、韓國では高い評価を受けた。しかしメディアは「大統(tǒng)領(lǐng)府の胸中は複雑」と伝えている。一大イベントを成功させた立役者であるタク氏だが、女性への侮辱的表現(xiàn)で著任後間もなく物議を醸し、8日には公職選挙法に違反したとして在宅起訴されるなど、何かとトラブルが絶えない人物なのだ。

まだ40代ながら、その優(yōu)れた企畫力で文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)のあつい信頼を得ているというタク氏。今回、訪韓したトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が「美しかった」と稱賛した公式歓迎式から夕食會のメニューに至るまで、すべて彼のアイデアが反映されたものという。歓迎夕食會に歌手や女優(yōu)、ファッションモデル、そして元慰安婦をそろえたのもタク氏だ。

大統(tǒng)領(lǐng)府も、文政権が「若々しく、國民と意思疎通するイメージ」を得られたのはタク氏の果たした役割が大きいと評価。タク氏の著書『男心の説明書』（2007年）での女性への侮蔑的表現(xiàn)が野黨や女性団體から厳しい糾弾を受けた際にも、文大統(tǒng)領(lǐng)自らタク氏の業(yè)務(wù)遂行力を評価するなどして擁護(hù)した。

しかし8日、タク行政官は検察に在宅起訴された。今年5月の大統(tǒng)領(lǐng)選の直前、ソウル市內(nèi)で行った「フリーハグ」イベントで、文候補(bǔ)の応援ソングを選管委への屆出なく流した公職選挙法違反の罪に問われている。

起訴の一件に大統(tǒng)領(lǐng)府の胸中は確かに複雑であろうが、韓國のネットユーザーもそれは同じのようだ。記事には「獨(dú)島（竹島の韓國名）エビは神の一手」「気に入ったよ」「獨(dú)島エビはお堅(jiān)い官僚の頭から出たアイデアじゃないだろうと思った。すごい発想だ」とタク氏を稱賛する聲や、「お騒がせな人には違いないけど、この能力は認(rèn)めないとね」「よく働いてくれてるよ」などのコメントが寄せられている。

また「起訴するふりだけで終わりだろ。韓國の検察はいつもそう」「こんなことで起訴するって、検察はギャグのつもりか？」など検察に対する指摘も多數(shù)。

一方で「罪を犯したなら罰は受けなきゃね」「それはそれとして、イニ（文大統(tǒng)領(lǐng)の愛稱）はやりたいようにやればいい」との聲もみられた。（編集/吉金）