2008年7月11日、中國(guó)の経済成長(zhǎng)をけん引してきた輸出の伸びが鈍化している。11日付21世紀(jì)経済報(bào)道によると、稅関総署が10日発表した08年6月の貿(mào)易統(tǒng)計(jì)では輸出が1215億3300萬(wàn)米ドルと前年同期比17．6％増の伸びにとどまった。輸出伸び率が20％を下回るのは、大雪による経済混亂が起きた2月に続いて08年に入って2度目。貿(mào)易黒字は213億5000萬(wàn)米ドルと前年同期と比べ20．6％落ち込んだ。

専門家によると、米國(guó)のサブプライムローン問(wèn)題を端に発した米景気の減速で、対米輸出の伸びが減速したことが響いた。また企業(yè)の輸出コストの上昇も要因。原燃料高、人件費(fèi)上昇、人民元の対米ドル相場(chǎng)に加え、輸出稅還付引き下げなど政府の輸出抑制策で、輸出企業(yè)のコストは前年比20?30％増加したとの試算もあり、一部では赤字経営や倒産に追い込まれた企業(yè)もある。

こうした情勢(shì)下、「政府は輸出を抑制するための追加策発表を棚上げする可能性がある」との聲も聞かれる。商務(wù)部も「貿(mào)易黒字の拡大は國(guó)內(nèi)の過(guò)剰流動(dòng)性を増大させるため引き続き抑制を図るべきだが、外貨備蓄の増加は主に投機(jī)マネーの流入によるもので、貿(mào)易黒字によるものではない。貿(mào)易不均衡是正を図ると同時(shí)に、中小企業(yè)への影響も考慮すべきである」との認(rèn)識(shí)を示しおり、今後難しいかじ取りを迫られそうだ。（翻訳?編集/HI）