2017年11月12日、サッカーの國際親善試合で、コロンビア代表らが韓國代表選手に対し人種差別行為をしたとして韓國國民の怒りを買う中、韓國が世界に誇るアイドルグループまでもがコロンビアの番組で差別的な扱いを受けていたことが分かった。

10日、韓國?水原（スウォン）の會(huì)場で行われた韓國対コロンビアの試合で、コロンビアのMFエドウィン?カルドナが韓國主將キ?ソンヨンに対し、両手で目尻を引いて目を細(xì)め、白目をむくようなジェスチャーを繰り返した。アジア人を侮辱するしぐさとして知られるこの行為を中継で目の當(dāng)たりにした韓國のサッカーファンは激怒。カルドナのSNSは彼らからの怒りのコメントが押し寄せ炎上狀態(tài)となり、結(jié)局カルドナが代表チームの公式ツイッターで「誤解を與えるようなことをしてしまい、本當(dāng)に申し訳ない」と謝罪するに至った。

しかし、今なお騒動(dòng)は続いている。怒りの収まらない韓國のネットユーザーたちが、コロンビアのテレビ番組でも人種差別行為が行われていることをネット上で発見し、告発し始めたのだ。韓國?國民日報(bào)によると、コロンビアのテレビ「La Kalle」では、MCの女性がカルドナと同じようなジェスチャーをしたり、他の出演者が、しわくちゃになった東洋人風(fēng)の顔のマスクをかぶっておどけた様子をみせたりと、アジア人を「お笑いネタ」として扱っていたという。このマスクは、まげを結(jié)った侍か関取のようだ。

またスポーツソウルによると、米國や歐州などで高い人気を誇るK?POPアイドルグループ「防弾少年団（BTS）」も差別被害に遭っていたことが分かった。10月26日にコロンビアのBTSファンクラブが明らかにしたもので、現(xiàn)地のテレビ番組「Dia a Dia」の中でBTSの新曲が紹介された際、出演者の一人が目を細(xì)めるジェスチャーを続けていた?，F(xiàn)地メディアは同ファンクラブが番組に代わって謝罪したと報(bào)じ、「コロンビア人として心から謝罪する」「コロンビアで東洋文化について語られることはあまりない。これから東洋の文化がコロンビアでもっと認(rèn)められるようベストを盡くす」とのファンクラブのコメントを伝えている。

こうした報(bào)道に、韓國のネットユーザーからはなお「あきれた」「コロンビアの國のレベルが分かるね。情けない」「レイシストがテレビに出るような國だと自ら認(rèn)めたことになってるけど？」「これは韓國だけではなくアジア人に対する挑戦だ。まったく未開な國だよ」などコロンビアを批判するコメントが多數(shù)寄せられている。

またBTSの問題について「なぜファンクラブが謝罪？テレビ局が謝罪すべきだ」「彼らのコロンビアでのコンサートは一生ないだろう」といったコメントもあった。（編集/吉金）