2017年11月14日、中國メディアの海外網(wǎng)は、「これはバツが悪い！韓國は日本との軍事演習(xí)を拒否し、米國とだけ演習(xí)」と題する記事を掲載。米軍が提案した日米韓の3カ國合同演習(xí)について、日本は同意したものの韓國が拒否し、米韓の2國間でのみ合同演習(xí)を行ったと伝えた。

記事は、「日米韓が參加する海軍の合同演習(xí)を朝鮮半島東部で行い、米軍は3隻の空母が參加することを計(jì)畫していた。この計(jì)畫について日本は同意したが、韓國側(cè)が拒否した」と伝えた。韓國國防部は9日、日米韓の合同軍事演習(xí)は行わないことを明らかにしたが、理由については説明していない。

韓國の政府関係者によれば、この決定は、韓國が高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の配備で関係が冷え込んでいた中國と合意した「日米韓安保協(xié)力は軍事同盟に発展しない」などの「3不」が関係している可能性がるという。韓國メディアは韓國軍関係者の話として、「國民感情も考慮した」と伝えている。

記事は、文在寅大統(tǒng)領(lǐng)が9月に訪米して國連総會(huì)に出席した際、日米の首脳と會(huì)談を行い、「米國は韓國の同盟國だが、日本は同盟相手ではない」と表明していたことを紹介。これは、日本が要求する日米韓軍事同盟は受け入れられないという意向を強(qiáng)調(diào)するためだという。

文大統(tǒng)領(lǐng)は3日にも、メディアのインタビューに応じた際、日米韓軍事同盟に発展するのは望ましくないと話していた。この発言は、外部の懸念を払拭（ふっしょく）することや、慰安婦などの問題が解決しない限り、日韓関係を軍事同盟関係にすることはできないことを示す意味があったという。

記事は、軍事同盟の核心は合同軍事訓(xùn)練であり、演習(xí)時(shí)に自衛(wèi)隊(duì)が韓國の領(lǐng)海や領(lǐng)空に入ることは、韓國國民には受け入れられないことだと指摘。韓國政府関係者も、米韓同盟は韓國の國民感情に符合しているが、日本との協(xié)力関係は限定的で、軍事同盟にまで発展するなら國民は受け入れられないと述べたと伝えた。（翻訳?編集/山中）