世界スパコンランキング「TOP500」の最新版が13日に発表された。中國(guó)製スパコン「神威?太湖之光」と「天河2號(hào)」が4回連続で1位と2位を占めた。また、中國(guó)のスパコンランクイン數(shù)が再び米國(guó)を抜き、世界一になった。新華社が伝えた。

TOP500は半年毎に発表。今回は「神威?太湖之光」と「天河2號(hào)」が再び1位と2位を占めた。前者の連続演算性能は毎秒9．3京回、後者は3．39京回。米國(guó)は2回連続でトップ3入りを逃した。米國(guó)の「Titan」は半年前、スイスの「Piz Daint」に抜かれ4位に落ちたが、今回はさらに日本の「暁光」に抜かれ5位に順位を落とした。

業(yè)界関係者によると、米エネルギー省は新型スパコン「Summit」「Sierra」の開(kāi)発を支援している。前者の計(jì)算性能は「神威?太湖之光」の約2倍で、來(lái)年にも稼働開(kāi)始する見(jiàn)通しだ。そのため早ければ半年後、米國(guó)は再び世界最速のスパコンを所有することになる。

ランクイン數(shù)を見(jiàn)ると、中國(guó)は昨年6月に167臺(tái)対165臺(tái)という僅差で、長(zhǎng)期間にわたり首位をキープしていた米國(guó)を初めて追い越した。昨年11月は両國(guó)ともに171臺(tái)で首位。米國(guó)は今年6月、169臺(tái)で159臺(tái)の中國(guó)を追い越し、再び首位に返り咲いた。

しかし今回の中國(guó)のランクイン數(shù)は過(guò)去最多の202臺(tái)で、米國(guó)は144臺(tái)に減少。雙方の順位に再び変動(dòng)が生じた。

メーカーを見(jiàn)ると、中國(guó)の浪潮集団の活躍が際立ち、今回のランクイン數(shù)は半年前の20臺(tái)から56臺(tái)に増加し、コンピュータ企業(yè)のなかで3位となった。同社高性能サーバー生産部総経理の劉軍氏は、「中國(guó)は近年、スパコンに巨額の投資を行っている。企業(yè)の高性能計(jì)算サービスの提供も進(jìn)んでいる。中國(guó)のスパコン開(kāi)発部門とメーカーも、製品の技術(shù)革新を重視している。そのため全體的な競(jìng)爭(zhēng)力とパフォーマンスが大幅に向上した」と話した。

劉氏はこの成績(jī)について、「スパコン市場(chǎng)の主流製品である、CPUやGPU（グラフィックスプロセッシングユニット）といったコア技術(shù)が、米國(guó)企業(yè)に主導(dǎo)?把握されていることを認(rèn)識(shí)しなければならない。中國(guó)のスパコン応用能力と人材には一定の改善が見(jiàn)られるが、歐米と比べるとまだ大きな差があり、発展に向け努力を続ける必要がある」と警鐘を鳴らした。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/YF）