2008年6月30日、パキスタン電子通信庁（PTA）がある一臺(tái)の攜帯電話を使用停止処分にしたところ、1000臺(tái)を超える攜帯電話が使用不能となる事件が発生した。中國(guó)メーカーのコピー品が正しい識(shí)別番號(hào)を設(shè)定していなかったことが原因だった。7月16日、新華社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

攜帯電話には1臺(tái)ごとに國(guó)際移動(dòng)體裝置識(shí)別番號(hào)（IMEI）と呼ばれる15桁の認(rèn)識(shí)番號(hào)が設(shè)定されている。しかし、パキスタンに輸出されていた中國(guó)メーカーのコピー攜帯は數(shù)百臺(tái)が一つのIMEIを共有しているため個(gè)別に識(shí)別することが不可能、ある1臺(tái)を使用停止処分にしたところ數(shù)百臺(tái)が使えなくなってしまった。

中國(guó)のコピー攜帯は有名メーカーのデザインを模倣しているばかりか、安価で機(jī)能面でも充実しておりパキスタンでも人気だったという。中國(guó)國(guó)內(nèi)での規(guī)制が強(qiáng)まり、また外國(guó)メーカーの攻勢(shì)でシェアを奪われるなか、コピー攜帯メーカーは海外に販路を求めていた。しかし今回の事件で問(wèn)題性が浮き彫りとなり、パキスタンでの販売量は急減し、中國(guó)ブランドの信頼性にも影響を與えている。

攜帯が使えなくなったとの抗議を受けたPTAは使用停止処分を解除したが、各攜帯の識(shí)別が不可能な事態(tài)に頭を抱えている。また、攜帯電話の位置特定や盜聴が困難になることからテロリストが中國(guó)産攜帯を使用する可能性まで指摘されている。（翻訳?編集/KT）