中國「國歌法」適用の香港でまた中國國歌にブーイング―米メディア

Record China    2017年11月15日(水) 10時10分

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14日、中國の國歌に対する侮辱行為を禁止する「國歌法」の適用が決まった香港で再び、サッカーの國際試合で香港サポーターの一部が中國國歌にブーイングを浴びせる事件が起きた。寫真は香港の中國國旗掲揚。

2017年11月14日、中國の國歌に対する侮辱行為を禁止する「國歌法」の適用が決まった香港で再び、サッカーの國際試合で香港サポーターの一部が中國國歌にブーイングを浴びせる事件が起きた。

米自由アジア放送(RFA)が香港メディアの報道を引用して伝えたもので、14日に香港で行われたサッカーの「アジアカップ2019」3次(最終)予選の香港?レバノン戦で、香港の一部サポーターが中國國歌に大きなブーイングをしたり、「不適切なハンドサイン」をしたりしたという。

香港ではこれまでもサッカーの國際試合で香港の一部サポーターが中國國歌にブーイングを浴びせる事件が頻発している。アジアサッカー連盟(AFC)は先月31日、香港で同10日に行われたアジアカップ予選の香港?マレーシア戦で香港の一部サポーターが中國國歌にブーイングを浴びせたとして、香港サッカー協(xié)會に警告したと発表した。

中國の全國人民代表大會常務委員會は今月4日、國歌を侮辱した者を刑事罰の対象とし、最高で禁錮3年を科す改正法案を可決した。さらに國歌法を香港の「憲法」にあたる香港基本法の付屬文書に盛り込んだ。香港政府は立法會(議會)に罰則規(guī)定などの関連法案を提出し、成立後に本格運用されるという。

國歌法が香港基本法に盛り込まれてから初の國際試合となった今月9日の親善試合のバーレーン戦でも、香港の一部サポーターが中國國歌にブーイングを浴びせ抵抗の意思を表明したと伝えられている。(翻訳?編集/柳川)

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