2017年11月14日、中國(guó)の國(guó)歌に対する侮辱行為を禁止する「國(guó)歌法」の適用が決まった香港で再び、サッカーの國(guó)際試合で香港サポーターの一部が中國(guó)國(guó)歌にブーイングを浴びせる事件が起きた。

米自由アジア放送（RFA）が香港メディアの報(bào)道を引用して伝えたもので、14日に香港で行われたサッカーの「アジアカップ2019」3次（最終）予選の香港?レバノン戦で、香港の一部サポーターが中國(guó)國(guó)歌に大きなブーイングをしたり、「不適切なハンドサイン」をしたりしたという。

香港ではこれまでもサッカーの國(guó)際試合で香港の一部サポーターが中國(guó)國(guó)歌にブーイングを浴びせる事件が頻発している。アジアサッカー連盟（AFC）は先月31日、香港で同10日に行われたアジアカップ予選の香港?マレーシア戦で香港の一部サポーターが中國(guó)國(guó)歌にブーイングを浴びせたとして、香港サッカー協(xié)會(huì)に警告したと発表した。

中國(guó)の全國(guó)人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)は今月4日、國(guó)歌を侮辱した者を刑事罰の対象とし、最高で禁錮3年を科す改正法案を可決した。さらに國(guó)歌法を香港の「憲法」にあたる香港基本法の付屬文書(shū)に盛り込んだ。香港政府は立法會(huì)（議會(huì)）に罰則規(guī)定などの関連法案を提出し、成立後に本格運(yùn)用されるという。

國(guó)歌法が香港基本法に盛り込まれてから初の國(guó)際試合となった今月9日の親善試合のバーレーン戦でも、香港の一部サポーターが中國(guó)國(guó)歌にブーイングを浴びせ抵抗の意思を表明したと伝えられている。（翻訳?編集/柳川）