中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は14日から15日にかけ続けて、ネパール政府が中國(guó)企業(yè)の葛洲●集団（葛洲ダム?グループ、●は土へんに「覇」）と計(jì)畫(huà)を進(jìn)めてきたブディガンダキ水力発電所プロジェクトを取り消したと報(bào)じた。同プロジェクトの投資額は25億ドル（2800億円）になる予定だったという。

ネパールのカマル?タパ副首相が13日の閣議で決定したことを明らかにした。中國(guó)側(cè)とは2018年に正式契約が結(jié)ばれる見(jiàn)込みだった。タパ副首相はプロジェクト取り消しについて、特定の機(jī)構(gòu)や個(gè)人を念頭に置いたものでなく、政治にも関係していないと主張。一方で、プロジェクトは「非合法で勝手にサインされた」と批判した。プロジェクト終了の手順などは數(shù)日內(nèi)に公開(kāi)されるという。

タパ副首相は同問(wèn)題について、議會(huì)の複數(shù)の委員會(huì)からの指摘を受け、國(guó)家の広範(fàn)な利益を考慮したとの考えを示した。ブディガンダキ水力発電所の建設(shè)自體を放棄するのではなく、政策と手続きを新たに定め、より透明な方法でプロジェクトを進(jìn)める考えだという。

葛洲ダム?グループは國(guó)有中央企業(yè)である中國(guó)能源建設(shè)集団の傘下企業(yè)。15日付環(huán)球網(wǎng)によると、同社関係者は「われわれは、このプロジェクトのために大量の作業(yè)をしてきた。この種の決定はわれわれに対する（ネパールへの投資を考えなおす）警告であるだけでなく、他の投資家にパニックを巻き起こすだろう」と述べた。

中國(guó)の大手建設(shè)會(huì)社は、國(guó)外でのインフラ建設(shè)プロジェクトへの進(jìn)出に熱心な場(chǎng)合が多いが、契約取り付けについての「不透明な挙動(dòng)」が指摘される場(chǎng)合がある。スリランカのラジャパクサ前大統(tǒng)領(lǐng)は15年の選挙で再選を目指したが落選。政権時(shí)代に極端な親中政策を推進(jìn)し、中國(guó)企業(yè)に発注した空港建設(shè)などでは個(gè)人的な利益を得ていたとの疑惑が大きな敗北要因になったとされる。（翻訳?編集/如月隼人）