2017年11月15日、米華字メディアの多維新聞は、中國(guó)の高速鉄道輸出は投資先での政治?経済的な要因による影響を受け、多くのプロジェクトが數(shù)年たっても未著工のままだと伝えている。

東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）10カ國(guó)と日米中など8カ國(guó)による東アジアサミットが14日、フィリピンのマニラで開(kāi)かれた。ASEAN諸國(guó)における中國(guó)の投資と協(xié)力の計(jì)畫が焦點(diǎn)となる中、15日付の香港経済日?qǐng)?bào)によると、中國(guó)の徐歩（シュー?ブー）駐ASEAN大使は記者団に「（中國(guó)の）高速鉄道輸出に代表されるASEAN諸國(guó)でのインフラ建設(shè)の歩みは早まっており、そのフラッグシップとなるプロジェクトも誕生している」と語(yǔ)ったという。

一方で、AFP通信は「中國(guó)のASEAN諸國(guó)における高速鉄道輸出は、投資先での政治?経済的な要因によるさまざまな問(wèn)題に直面している」と指摘する。中國(guó)が2015年に契約を獲得したインドネシア初の高速鉄道建設(shè)計(jì)畫は、16年1月にジョコ大統(tǒng)領(lǐng)が出席して起工式が行われたものの進(jìn)展していない。中國(guó)南部の雲(yún)南省からインドシナ半島を縦斷しシンガポールまで伸びる全長(zhǎng)3000キロの高速鉄道計(jì)畫の一部であるラオスでも、同國(guó)の國(guó)民総生産（GDP）の約半分に相當(dāng)する50億ユーロ（約6673億円）という莫大な建設(shè)費(fèi)用のため作業(yè)が遅々として進(jìn)まない狀況だという。

また、AFP通信は、インドネシアの鉄道プロジェクトの隣村に住む人の聲として「高速鉄道は『時(shí)は金なり』と考える忙しいビジネスマンのためのものだ。私たちはどこへ行くにもそんなに急いではいない」とも伝えている。（翻訳?編集/柳川）