2008年7月16日、中國(guó)新聞社によれば、北京五輪の治安対策について海外メディアが「過(guò)剰だ」と報(bào)じているが、中國(guó)の反テロ専門(mén)家が北京の治安対策について語(yǔ)った。

【その他の寫(xiě)真】

反テロ専門(mén)家で、中國(guó)現(xiàn)代國(guó)際関係研究院戦略研究所の李偉（リー?ウェイ）所長(zhǎng)は、オリンピックを目前に控えた北京は現(xiàn)在世界でもっとも安全な都市の1つだが、それでも危険性はきわめて高いと話す。北京オリンピックが直面している“敵”には、東トルキスタンのテロ活動(dòng)、チベット獨(dú)立を目論む過(guò)激派のテロ活動(dòng)、法輪功の不法活動(dòng)、社會(huì)に不満を持つ者による暴力事件、國(guó)際テロ組織による攻撃がある可能性を指摘した。

多くの海外メディアが、北京オリンピックの治安対策は過(guò)剰なのではないかと伝えているが、李所長(zhǎng)はこれを否定し、中國(guó)よりも海外のほうが過(guò)剰なのだと反論。例えば、あるフランスのメディアは「北京オリンピックの治安対策により反體制派を押さえ込もうとしており、開(kāi)かれた北京オリンピックとは相容れない考えだ」と報(bào)じている。これについて李所長(zhǎng)は、體制と異なる考えを持つことは規(guī)制されないが、破壊活動(dòng)を企てているならば規(guī)制対象となるのは當(dāng)然だとした。あるドイツのメディアは、これまで何ら問(wèn)題は現(xiàn)実になっておらず、「オリンピック主催國(guó)の神経は極限まで過(guò)敏になっている」として、治安対策は行き過(guò)ぎだとしている。これについて李所長(zhǎng)は無(wú)責(zé)任な報(bào)道だとし、「問(wèn)題が起きてからでは遅い」と話した。（翻訳?編集/岡田）