2008年7月9日、河南省安陽市の三角湖公園にあるサル山で、來園者の女性がサルに攜帯電話を「強奪」され、1時間後に返還してもらうという事件が発生した。

【その他の寫真】

事件が発生したのは、女性が攜帯電話のカメラでサルの寫真を撮ろうとした時。被寫體の雌ザルが、檻の隙間から手を伸ばし彼女の攜帯電話を奪って逃走、築山を駆け上ったりコミカルなポーズをとったりして、來園客を大きな笑いの渦に巻き込んだ。10分後、安陽市公安局の警官と公園の管理事務(wù)所スタッフが駆けつけ、電話を奪還しようと奮闘するのだが……。

公園警備科によると、この雌ザルは數(shù)年前から、サル山の前で「寫メ」しようとする來園客の攜帯電話を盜み続けており、今回で14臺目になるという?！敢欢缺Iられてしまうと、取り返すのはひと苦労です。遊び飽きれば自分から返してくれるのですが……」と困り顔だ。

さて、攜帯電話はどのようにして女性の手元に戻ったのだろうか？動物園の職員らが果物やお菓子を使ってこの雌ザルを何度もおびき寄せたのだが、雌ザルは片時も電話を手放さず、すべて失敗に終わった。ところがおよそ1時間後、突如、攜帯電話に著信がある。呼び出し音にビックリした雌ザルは、ついに電話を落っことしてしまう。かくして、電話は“無事”持ち主の元に返還された。(翻訳?編集/愛玉)