2017年11月16日、中國メディアの快科技に「中國企業(yè)が続々と日本企業(yè)を買収する背景とは」とする記事が掲載された。

記事はまず「日本の家電ブランドの地位が急速に衰退しているのに対し、中國ブランドは急上昇している」とし、中國家電大手の海信集団（ハイセンス）がこのほど、経営再建中の東芝のテレビ事業(yè)子會社の株式の95％を129億円で買収すると発表したことを伝えた。

その上で「かつて世界をリードしていた日本の家電ブランドが、現(xiàn)在では安い値段で身売りすることになった背景には、中國製造業(yè)の臺頭がある」と指摘。米経済誌フォーチュンが毎年発表している世界企業(yè)番付?フォーチュン?グローバル500」で、日本は1995年に149社ランク入りしていたが2015年には54社まで減少したとし、「1990年代に日本のカラーテレビ業(yè)界の6大巨頭と呼ばれたソニー、シャープ、パナソニック、日立、東芝、三洋のうち、現(xiàn)在はソニーとパナソニックを除き、他のメード?イン?チャイナや日本ブランドのほとんどが中國企業(yè)により運営されている」とした。

そして、こうした狀況が出現(xiàn)した理由として「輝きを失った日本の家電メーカーは大企業(yè)病に陥り、技術(shù)を過度に崇拝するあまり技術(shù)革新の歩みが遅れ、インターネット時代における市場の変化についていけなくなった」とし、「こうした種々の弊害が日本企業(yè)に市場での支配力を失わせ、多くの日本メーカーを偽造や隠蔽などの不祥事へと向かわせた」と指摘?！弗岍`ド?イン?ジャパンの衰退は、中國の製造業(yè)にとって鏡となるだけでなく、日本企業(yè)の衰退により殘された市場空間は、中國企業(yè)が躍進する上での原動力になるはずだ」と論じた。（翻訳?編集/柳川）