2017年11月16日、韓國?聯(lián)合ニュースは、韓國の1999年生まれの世代は「不運続きだ」と報じた。15日、韓國南東部の浦項（ポハン）で地震が発生し、史上初めて大學(xué)入試が自然災(zāi)害により延期となった今年高校3年の生徒たちだ。

韓國の1999年生まれは約61萬4000人。彼らの間では「學(xué)生生活の決定的なタイミングで國家的な災(zāi)害が続き、修學(xué)旅行に一度も行けなかった友達(dá)もいる」と嘆き節(jié)が飛び出すほど「不運続き」だという。

彼らが小學(xué)4年だった2009年、世界的に新型インフルエンザが流行した。學(xué)校でも流行し、患者數(shù)は10年11月に最大4萬9500人にまで増加。そのため修學(xué)旅行や運動會など各種學(xué)校行事が相次いで中止されたという。

彼らが中學(xué)3年になった14年4月には旅客船セウォル號沈沒事故が発生。この時も修學(xué)旅行など學(xué)校行事の多くが中止された。そして翌15年、今度は韓國で中東呼吸器癥候群（MERS）が流行した。韓國社會全體に広がった不安や恐怖は學(xué)校も同じで、2000校以上の學(xué)校に休校令が出されたほか、やはり學(xué)校行事が次々と中止された。

そして高校3年の今年、日本の大學(xué)入試センター試験に當(dāng)たる大學(xué)修學(xué)能力試験（修能）が地震により急きょ延期され、大學(xué)入試日程が全體にわたって再調(diào)整されることとなった。

さらに記事によると、1999年生まれは「頻繁な教育課程改正の被害者でもある」という。特に、もともと小學(xué)6年から歴史を?qū)Wぶという課程で小5まで進(jìn)み、いざ小6に上がった時點で「小5から歴史を?qū)Wぶ」課程が施行されたため、「小學(xué)校で歴史を正しく學(xué)べなかった」ことが大きな問題點として挙げられた。

この記事には8000件以上のコメントが寄せられているが、「それを言ったら被害に遭わなかった世代などない」「気の毒ではあるけど、1997年生まれの妹も修學(xué)旅行に一度も行けなかった」「最近で一番不幸な世代はIMF（國際通貨基金）危機(jī)（97年）世代だよ」「こっちは學(xué)校に通ってた時代に朝鮮戦爭が起こったんだぞ！」など、反論ばかりが目立つ。

また「むしろ入試の最中に地震が起こらなくてよかったよ」「いい大統(tǒng)領(lǐng)に巡り合えたことに感謝しよう」など「不幸中の幸い」と捉えるユーザーも。

さらに「不運続きは『大物になれ』ということだ。苦難と逆境に打ち勝った1999年生まれたちよ、ファイト！」と心溫まる応援メッセージもあった。（翻訳?編集/松村）