2017年12月1日、環(huán)球時報は、米國が中國を「市場経済國」と認(rèn)めないことを世界貿(mào)易機関（WTO）に通知したことについて、中國政府関係者の反応を伝えた。

英紙フィナンシャル?タイムズによれば、米國は先日WTOに対して40ページに及ぶ文書を提出。その中に「中國のWTO加盟議定書で定められた條件にかかわらず、中國は引き続き他の加盟國同様にルールを順守しなければならない。WTO加盟國は、（中國の）非市場経済條件下で形成された価格やコストを拒否する権利を持つ」との文言が記載されていたという。

環(huán)球時報は「中國商務(wù)部はこれまで再三にわたり、WTO加盟議定書第15條に定める規(guī)定に基づき、中國の輸出品の反ダンピング調(diào)査を行う際に、代替國価格に基づく計算を行う手法は2016年12月11日以降適用できなくなると強調(diào)してきた。しかし、米國やEU、日本などはいずれも中國の市場経済國としての地位を認(rèn)めず、代替國制度を止めようとしなかった。中國は昨年12月12日、WTO紛爭解決メカニズムに基づく談判請求を提出し、紛爭解決プログラムがスタートした。國際貿(mào)易紛爭の専門家である弁護(hù)士によれば、今回の米國の態(tài)度表明が、現(xiàn)在進(jìn)行中の紛爭解決メカニズムに影響することはないという」と伝えている。

中國商務(wù)部の白明（バイ?ミン）氏は「米國の行為は、米中の経済?貿(mào)易関係にダメージを與えるもの。米國が中國の市場経済國としての地位を認(rèn)めない本質(zhì)は、中國の代替國制度を止めたくない點にあるが、これは中國のWTO加盟時に自ら申し出た約束に反するものだ」と指摘?！该讎?、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が訪中を終え、『100日計畫』で貿(mào)易不均衡の是正に向けた合意が得られた中での冷や水を浴びせる行為が、米中雙方にとって何のメリットもないことを認(rèn)識すべきだ」と語っているという。（翻訳?編集/川尻）