2008年7月21日、「中國は変わった！五輪が來た！外國紙も來た！」―中國の「國際先駆導報」はこんな書き出しで、中國ではこれまで長い間読むことも所持することも許されなかった海外の新聞、書籍解禁のニュースを伝えている。

【その他の寫真】

北京五輪のメーンプレスセンター、國際放送センター、北京國際ニュースセンターで今月8日から、海外の主要新聞數(shù)十紙が販売開始となった。海外出版物の輸入を手がける國內(nèi)最大手の「中國図書輸出入集団総公司」によると、同社は北京五輪関連施設內(nèi)に8か所の「五輪書報亭（書籍新聞販売所）」を設置。1か所は山東省青島市の五輪ヨット競技選手センターにあり、殘り7か所はすべて北京市內(nèi)にあるという。內(nèi)訳は前述の3か所以外に選手村に1か所、メディアセンターに3か所とのこと。

この「五輪書報亭」は環(huán)境保護を考慮した資材で建てられ、バリアフリーになっているのが特徴。誰でも気軽に店內(nèi)に立ち寄れるように設計されているが、目玉はなんと言っても今後販売予定の100種類に上る世界の主要新聞とスポーツ新聞だ。このほかにも500種類以上の海外からの輸入書籍があるという。そこで記者は「米國の『プレイボーイ』誌は？」と質(zhì)問したところ、同社から明確な回答は戻ってこなかったという。（翻訳?編集/本郷）