2017年11月19日、東京ドームでENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017決勝が行われ、日本が韓國(guó)を7?0で下し、同大會(huì)初代王者に輝いた。翌20日、韓國(guó)メディアがこの結(jié)果について「韓日戦で完敗」「ほろ苦い準(zhǔn)優(yōu)勝」などと見出しを打ち報(bào)じている。

このうちスポーツ東亜は、「決勝戦での慘敗は予見された慘事に近かった」とし、韓國(guó)代表を率いたソン?ドンヨル監(jiān)督の采配を問題視している。韓國(guó)代表は、初戦16日の日本戦と翌17日の臺(tái)灣戦にチャン?ヒョンシクやイム?ギヨンといった主力投手陣を総動(dòng)員して臨んだ。

この戦略の背景には、ソン監(jiān)督の「代表デビュー戦である日本戦で恥をかくわけにはいかない」との強(qiáng)迫観念があったと記事は指摘している?！妇t力戦」にもかかわらず日本に対しては延長(zhǎng)10回の末7?8で惜敗、負(fù)ければ後のなかった臺(tái)灣戦でも主力投手を消耗させてしまい、一番重要な決勝戦で使えるカードがなくなっていたとの分析だ。結(jié)果的に、ソン監(jiān)督は大會(huì)優(yōu)勝という大目標(biāo)よりも「まずは決勝進(jìn)出」に重點(diǎn)を置いた運(yùn)営をしてしまった、と記事は批判した。

こうした指摘には韓國(guó)の野球ファンも納得という人が多いようで、記事には「ソン監(jiān)督は監(jiān)督としては駄目だと思う」「ソン?ドンヨルが監(jiān)督に決まった時(shí)から結(jié)果を予見してたよ」「もしやとは思ったけどやっぱりだった」「恥ずかしいことになると思った」といったコメントが多數(shù)寄せられている。

また日本に敗北したことに関し「日本がうまくやったのではなく、韓國(guó)のピッチャーがひどかったんだ」とする意見や、「日本の基礎(chǔ)と基本技術(shù)を?qū)毪筏胜は蓼?、韓國(guó)は日本に絶対に勝てない」「日本のピッチャーで一番下のクラスの人を呼んだらどうかな？」と韓國(guó)野球界に厳しい聲も多い。

しかし同時(shí)に記事は、「同大會(huì)で韓國(guó)代表は得るものがあった」と評(píng)価もしている。最大の収穫は、韓國(guó)野球の次世代の主力たちが「やればできる」という自信を得た點(diǎn)だという。年齢制限に応じ若手主體で構(gòu)成された今大會(huì)の出場(chǎng)選手らは、2018年のアジア大會(huì)や20年の東京五輪での代表選出の可能性も濃厚な面々だ。そんな彼らが、「國(guó)際的な舞臺(tái)でも通用することを示してくれた」としている。また、チーム全體が日本という「慣れない環(huán)境」で、アウェーの雰囲気と「相対的に友好的ではなかった審判の判定」にも委縮することなく戦ったことも印象深いとまとめている。（翻訳?編集/吉金）