2020年東京五輪まで1000日切る、中國代表の勝算は?―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2017年11月20日(月) 19時(shí)10分

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東京オリンピックの開催まですでに1000日を切っている。夏季オリンピックの盛會(huì)が徐々に近づいてきている。2020年オリンピックは、各國代表がしのぎを削る大舞臺(tái)になると運(yùn)命づけられている。

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東京オリンピックの開催まですでに1000日を切っている。夏季オリンピックの盛會(huì)が徐々に近づいてきている。2020年オリンピックは、各國代表がしのぎを削る大舞臺(tái)になると運(yùn)命づけられている。新華社が伝えた。

その他の寫真

米國、英國ロシアは、虎視眈々と決戦の準(zhǔn)備を進(jìn)めている。開催國?日本も彼ら以上に力を入れ、アジア首位と世界トップ3入りを目指している。東京大會(huì)でこの四つの國と金メダル獲得數(shù)を爭(zhēng)う中國は、北京オリンピック後の成績が芳しくないこともあり、決して楽観視できる狀況ではない。

2008年から現(xiàn)在までの五輪3大會(huì)では、中國の金メダル獲得數(shù)は減少し続けており、獲得數(shù)ランキングは首位から3位に下がった。2020年東京オリンピックは、中國が「スポーツ強(qiáng)國」の建設(shè)を加速するために盡力する過程において、重要な節(jié)目となる。

業(yè)界専門家は、「東京オリンピックにおいて、中國チームは、米國?ロシア?英國?日本の4強(qiáng)國と金メダル獲得合戦を繰り広げることになる」との見方を示した。

〇オリンピック準(zhǔn)備に最強(qiáng)布陣、アジア首位を目指す日本

2013年11月28日、日本オリンピック委員會(huì)(JOC)が開催した「アスリート強(qiáng)化本部會(huì)議」において、「金メダル獲得數(shù)世界3位」および「全28競(jìng)技でメダル獲得」という東京オリンピックの目標(biāo)が掲げられた。3年後の2016年12月28日、中國國家體育総局の局長として新しく就任した茍仲文氏が、中國オリンピック委員會(huì)會(huì)長に選ばれた。その翌日、茍氏は全國體育局長會(huì)議において演説を行い、一致団結(jié)して東京オリンピックの決戦に備えようと呼びかけた。

日本は、前回のリオ大會(huì)で12個(gè)の金メダルを獲得した。東京大會(huì)では、これを約30個(gè)にまで増やそうと計(jì)畫している。この目標(biāo)に向け、以下のような一連の戦略?戦術(shù)措置を打ち出した。

1.競(jìng)技スポーツを管理する國家レベルの部門を設(shè)立する。東京オリンピック開催権を獲得するまでは、日本の競(jìng)技スポーツは「民間主導(dǎo)」だった。2015年10月1日、日本スポーツ庁が設(shè)置された。同庁は、競(jìng)技スポーツの管理を擔(dān)當(dāng)する政府機(jī)関の一つであり、政府主導(dǎo)によるスポーツ支援が大幅に強(qiáng)化されることとなった。

2.國會(huì)での予算承認(rèn)を経て、オリンピック競(jìng)技力強(qiáng)化のため國家財(cái)政支出が大幅に増えた。リオ大會(huì)への準(zhǔn)備から、スポーツ関係政府予算は年々増加している。JOCと一部の競(jìng)技関連協(xié)會(huì)は、選手コーチに対する報(bào)酬金制度を設(shè)立した。

3.計(jì)畫を定め、目標(biāo)を確立し、2020年大會(huì)に向けた適齢人材の発掘?育成制度を構(gòu)築した。文部科學(xué)省は、2020年東京オリンピックで「金メダル數(shù)25?30個(gè)、メダル総數(shù)70?80個(gè)」という目標(biāo)を達(dá)成するために、「2020年東京大會(huì)選手育成?強(qiáng)化計(jì)畫」を打ち出した。

4.科學(xué)研究?情報(bào)収集を重視する方針を固め、実施に踏み切った。スポーツ庁は、ナショナルトレーニングセンター、新たな國立スポーツ科學(xué)センター、スポーツ情報(bào)ビッグデータセンターを設(shè)立、アスリートの育成?強(qiáng)化に向けた物質(zhì)面?技術(shù)面での保障を提供している。

オリンピックで金メダルを獲得するために科學(xué)研究が発揮する作用は、ますます注目を浴びている。ハイテク強(qiáng)國として、日本はもともと優(yōu)位性を備えていた。中國體操チームの葉振南監(jiān)督は、このような狀況を痛いほど実感している。同監(jiān)督は、「例えば、日本に新しく建設(shè)されたナショナルトレーニングセンターは、非常に高い科學(xué)技術(shù)を備えており、高地トレーニングが可能な設(shè)備も整っている??茖W(xué)技術(shù)は、オリンピック決戦に備える日本にとって極めて強(qiáng)力な武器なのだ」と話した。

業(yè)界の権威筋は、「日本は、東京オリンピックで、レスリング、柔道、空手、水泳、體操、陸上競(jìng)技のマラソン?競(jìng)歩、ボクシング、卓球、バドミントンなど、新?舊の優(yōu)勢(shì)な競(jìng)技で金メダル20個(gè)以上を狙っている。このうち一部の競(jìng)技は、中國も金メダル獲得をもくろんでいる。このほか、ソフトボール、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンなどの競(jìng)技でも、日本が金メダルを獲得する可能性は大いにある」と述べた。

オリンピック大會(huì)において、「開催國効果」が非常に大きい點(diǎn)は注目すべきで、日本はこの點(diǎn)においても大きなアドバンテージを持っている。著名社會(huì)體育研究家の盧元鎮(zhèn)氏は、「東京大會(huì)で金メダルを30個(gè)獲得するという日本の目標(biāo)は、かなり実現(xiàn)の可能性が高い。一方、中國が金30個(gè)を手に入れることは、かなり難しいだろう」との見方を示した。

〇歳月は人を待たず、中國スポーツは一刻も早く総力を結(jié)集すべき

3年の間に、中國スポーツが金メダル30枚以上獲得するための力をつけることは、非常に難しいのが現(xiàn)狀だ。

中國チームは、歴代のオリンピック大會(huì)において、飛び込み?重量挙げ?卓球?體操?射撃?バドミントンの6競(jìng)技で精彩を放ち、これまでに計(jì)168個(gè)の金メダルを手に入れた。これは、中國が夏季オリンピックで獲得した金メダル総數(shù)(227個(gè))の74%を占めている。

だが、リオ大會(huì)で中國體操チームは総崩れとなり、金メダル數(shù)はゼロで終わった。バドミントンや射撃の成績も低迷した。重量挙げでは4個(gè)の金メダルを獲得したが、目標(biāo)の達(dá)成はならなかった。中國チームが得意とする6大競(jìng)技のうち、飛び込みと卓球の両競(jìng)技だけが、なんとか面目を保った。

中國のスポーツ改革は、現(xiàn)在、改革進(jìn)展が難しい段階に入っており、そのため、東京大會(huì)に備える上で、多くの不確定要素が浮上している。數(shù)カ月前に起こった中國男子卓球チームの「集団ボイコット事件」は、中國に警鐘を鳴らした。閉幕したばかりのワールドツアー?ドイツオープンでは、中國男子チームはほぼ壊滅狀態(tài)に陥り、警鐘の音はより大きくなった。

業(yè)界専門家は、次の通りコメントしている。

「中國のスポーツ改革は、東京オリンピックという短期目標(biāo)も視野に入れる必要がある。東京大會(huì)では、6大優(yōu)勢(shì)競(jìng)技で計(jì)22?25個(gè)の金メダルを確保しなければならない。また、フェンシング、柔道、レスリング、テコンドー、ボクシングの5大格闘競(jìng)技では、金メダル5個(gè)を目指す。陸上競(jìng)技、競(jìng)泳、水上、自転車など、基礎(chǔ)體力が鍵を握る競(jìng)技では、突破口を見出し、計(jì)26?33個(gè)の金メダルを獲得する。各國の金メダル獲得數(shù)は、米國が34?42個(gè)、ロシアが23?31個(gè)、英國が24?30個(gè)、日本が24?32個(gè)と予想される。米國が飛びぬけている以外は、中國、ロシア、英國、日本の4カ國の実力は伯仲している。中國チームの成績が思わしくなければ、金メダル獲得數(shù)は世界第5位までランクダウンするだろう」。

だが、予想は結(jié)局予想にすぎず、將來の現(xiàn)実を表してはいない。中國スポーツの東京大會(huì)準(zhǔn)備には、多くの困難が立ちふさがっているが、実力は確かにあるのだから、目標(biāo)達(dá)成へのプロセスは、大いにやりがいがあるものだといえる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)

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