2008年7月24日、中國の國家信訪（直訴）局などは共同で、民衆(zhòng)の「直訴業(yè)務(wù)」に攜わる公務(wù)員の不正行為に関する規(guī)定を公布?施行した。北京五輪を前に中國では行政に不満を抱える民衆(zhòng)の暴動が多発しており、當(dāng)局ではこれをどう抑えるかが課題となっていた。新華社通信（電子版）が伝えた。

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中國共産黨中央紀(jì)律委員會、監(jiān)察部、人力資源と社會保障部および國家信訪（直訴）局は共同で記者會見を開き、「直訴業(yè)務(wù)における責(zé)任制に関する規(guī)定」を施行したと発表した。中國では民衆(zhòng)が行政に対する苦情や不満を直訴できる制度があるが、これを受け付ける側(cè)の公務(wù)員が問題を放置するなど適切に処理しないことも多く、不満を爆発させた民衆(zhòng)が暴動を起こすなど深刻な社會問題になっていた。今回の「規(guī)定」施行により、直訴業(yè)務(wù)に攜わる公務(wù)員に不正行為があった場合、その直接の責(zé)任者が全責(zé)任を負(fù)い、罰則規(guī)定に基づいた処分が下されるようになる。

中國では6月末、貴州省甕安（おうあん）県で警察當(dāng)局の捜査に不満を持った市民數(shù)萬人が県政府や警察署を襲撃。その後は、上海で刃物を持った男が警察署で警官を殺傷する事件、雲(yún)南省昆明市ではゴム農(nóng)家が警官を集団暴行してパトカーを壊す事件などが続き、今月21日には同じ昆明市でバス連続爆破事件が起こっている。（翻訳?編集/NN）