2008年7月24日、中國のパンダ蕓術(shù)家?趙半狄（ジャオ?バンディー）氏がハリウッド映畫「カンフー?パンダ」を巡り、制作側(cè)の米ドリームワークス社を相手に訴訟を起こした件で、北京市の朝陽區(qū)法院（地方裁判所）は「雙方の利害関係が不明」を理由に訴えをいまだ受理していないことがわかった。新民晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

朝陽區(qū)法院が受理しない理由は、1）原告と被告の利害関係が明らかでない、2）映畫の上映で趙氏がどんな被害を受けたのか証明するのは難しい、3）原告がどうして「朝陽區(qū)」の裁判所に訴えを起こしたのか理由が不明確―というもの。訴えそのものを棄卻するかどうかは、今のところ明らかにされていない。

これに対して趙氏は、ブログで失望感を露わにしている。原告と被告の利害関係については「証拠はたくさんある」と反論し、「朝陽區(qū)」で訴えを起こした點(diǎn)については「自分は長年、朝陽區(qū)で仕事をしている。映畫の存在を知ったのも朝陽區(qū)だ」と説明。訴訟については「絶対に諦めない」とし、「これからさらに多くの世論を味方につけ、再度訴えを起こすつもりだ」と綴っている。

記事によると中國のネットユーザーは朝陽區(qū)法院の判斷に対し、「賛成」意見が大半を占めているという。（翻訳?編集/NN）