2017年11月21日、大阪府で20年以上前に生んだ4人の子どもをバケツに入れて遺棄したと近所の交番に申し出た女が逮捕された事件が、中國でも大きな注目を集めている。

逮捕された斉藤真由美容疑者は20日、寢屋川市の交番を訪れ「20年以上前に生んだ4人の赤ちゃんをバケツの中に入れ、コンクリートを流し込んだ。お金に余裕がなく、育てられないと思った」と告白。警察が現(xiàn)場を調(diào)べると、コンクリート詰めのバケツが見つかり、中には乳児の骨が入っていることが確認(rèn)されたという。警察は、死産だったのか、生後に乳児を死なせたのかなどについて調(diào)べを進(jìn)めている。

このニュースは、大手の中國メディアがこぞって取り上げているほか、財経網(wǎng)の中國版ツイッターの投稿には5000件以上のコメントが付くほど注目されている。

ネットユーザーからは「恐ろしい」「殘忍だ」「相手の男も無責(zé)任だ」「避妊が出來ないのなら、そういうことをしてはいけない」「育てられないと思うのなら、子どもをつくってはいけない。子どもをつくったのなら、どんなに貧しくても育てなければ」といった非難が數(shù)多く寄せられた。また、日本で近ごろ殘忍な殺人事件が起きていることから「日本の生活ストレスはここまで大きいのか」「最近の日本は平和ではないな」といった感想も見られた。

このほか「中國の計畫出産政策は間違いではないのではないか」「日本人は何事にも慎重だね。自首しているのに死産だったかどうかを調(diào)べるなんて」「どうして今になって自首したんだろう？」「良心の呵責(zé)（かしゃく）にさいなまれたか」「しかし、20年もの間隠し事をしておいてよく眠れてたな」「日本には時効はないの？」など、さまざまなコメントが飛び交っている。（翻訳?編集/川尻）