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20日、英紙フィナンシャル?タイムズ(中國語電子版)によると、中國では世界各地に散らばった歴史的な文物を、富裕層が愛國心を理由に買い戻す動きが広がっている。資料寫真。
2017年11月20日、英紙フィナンシャル?タイムズ(中國語電子版)によると、中國では世界各地に散らばった歴史的な文物を、富裕層が愛國心を理由に買い戻す動きが広がっている。
中國の収集家の間に最近、外國人が所有する數(shù)百年前の中國地図、書籍、文物などを買い戻す動きが広がっている。古美術(shù)商によると、習近平(シー?ジンピン)國家主席が中國の歴史、文化遺産の重要性に言及することが増え、収集家の関心も自國の文物に向き始めたとみられる。古美術(shù)商は「一部の中國の収集家は、歴史遺産が外國に略奪されたと考え、自國に取り戻したいようだ」と話す。
中國の収集家が歴史遺産を買い戻すのは、自らの利益が期待できることも理由の一つだ。競売大手クリスティーズは今年上半期、アジアの美術(shù)品合計約4億309萬ポンド(約607億円)相當を売卻した。前年の2倍にあたる量だ。香港でこのほど開かれた古書博覧會でも、17世紀にイエズス會関係者が書いた天文學に関する古書が出品され、75萬ドル(約8400萬円)の値を付けた。中國の皇帝が歐米よりも優(yōu)れた科學技術(shù)を持っていたことが記されているという。
このほか、13世紀のフビライ?ハーンの統(tǒng)治期に使われた紙幣印刷の原板、14世紀に中國の銀行が発行した証券、17世紀の中國地図なども高値で取引されている。(翻訳?編集/大宮)
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