2008年7月26日、「新華網(wǎng)」の報(bào)道によると、中國(guó)の國(guó)家1類(lèi)保護(hù)動(dòng)物で、絶滅の危機(jī)を回避するため人工飼育されているヨウスコウワニが、野生に近い環(huán)境の中で19個(gè)の卵を産み、野生化に向けて大きな前進(jìn)をしたという。

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ヨウスコウワニは、中國(guó)に生息している約2億年の歴史を持つ小型ワニで、絶滅の危機(jī)に瀕していた。安徽省で1979年に212匹が捕獲されたことを機(jī)會(huì)に、中國(guó)政府は國(guó)家レベルの自然保護(hù)區(qū)域と安徽省ヨウスコウワニ繁殖研究センターを設(shè)立。人工飼育によって1萬(wàn)匹以上に増加させることに成功し、現(xiàn)在では毎年1500匹の繁殖能力を持つまでになっている。

一方、國(guó)家林業(yè)局では、野生のヨウスコウワニを増加させるため、2000年に「大自然への帰還計(jì)畫(huà)」を設(shè)定。安徽省ではこれに応じ、01年に人工飼育したヨウスコウワニを野生に帰すプロジェクトをスタート。生息地域に、06年4月からこれまでに人工飼育したワニ合計(jì)21匹を放ってきた。

同研究センターの責(zé)任者は、今回得た19個(gè)の卵のうちの14個(gè)が受精卵であることを明らかにした上で、「人工飼育したヨウスコウワニの野生化が成功したか否かは、野性に帰したワニが繁殖能力を持ち、子供を作れるかどうかにかかっている」と話し、プロジェクトが段階的な大きな成果を上げたと評(píng)価している。（翻訳?編集/HA）