2008年7月28日、28日付新京報によると、中國人民銀行（中央銀行）は27日、マクロ調(diào)整の優(yōu)先課題を「安定した比較的速い経済成長の継続」と「物価の速すぎる上昇の抑制」とする方針を発表した。これまでの政策目標だった「景気過熱の抑制」と「インフレ防止」からの軌道修正となる。

人民銀貨幣政策委員會がこのほど開催した定例會議で決定した政策內(nèi)容の一部を発表した。定例會議は、「國際市場の金融不安が、我が國の輸出業(yè)と経済全體の成長に下振れリスクをもたらした一方で、上半期のCPI（消費者物価指數(shù)）は前年同期比7．9％上昇し、依然として高い水準にある。景気下振れリスクとインフレ圧力が同時に存在する情勢下、マクロ調(diào)整の方向に注意しなければならない」とする內(nèi)容で意見が一致した。

今回の會議では、貨幣政策の重點課題として07年第4四半期から掲げられていた「緊縮的な貨幣政策の継続」といった言葉が初めて提示されなかった。インフレが収まらない中で、景気を下支えする難しいかじ取りを迫られている格好が浮き彫りとなった。（翻訳?編集/HI）