2017年11月23日、米VOA中國(guó)語(yǔ)版サイトは、文字?音聲チャットアプリskypeが先月より中國(guó)のアップルアプリストアから消えてしまったと伝えた。

米紙ニューヨーク?タイムズの21日付報(bào)道によると、米アップルの広報(bào)擔(dān)當(dāng)者は「中國(guó)の公安部から一部の音聲通話アプリケーションが現(xiàn)地の法律に反しているとの通知を受けたため、ストアから削除した」とコメントしたという。同紙は「10月末からサービスが中斷しており、中國(guó)のネットユーザーから不満が噴出している」と報(bào)じている。

VOAは「習(xí)近平（シー?ジンピン）政権発足後、インターネットの情報(bào)の自由に対するコントロールが、明らかに前政権よりも激しくなっている。習(xí)氏による強(qiáng)い號(hào)令のもと、共産黨當(dāng)局はネット言論の犯罪取り締まりを強(qiáng)化するとともに、全國(guó)人民代表大會(huì)でいわゆるインターネット安全法を可決させ、政府が隨意にインターネット情報(bào)を規(guī)制し抹殺できる権力を持った」と解説した。

また、今の中國(guó)のネット上では「関連する法律や法規(guī)、政策に基づき、検索結(jié)果を表示しません」とのメッセージを最も日常的に目にするが、中國(guó)當(dāng)局は何の法律や法規(guī)に抵觸しているかの説明を総じて拒んでいると指摘。skypeについてもアップルや中國(guó)當(dāng)局が具體的な法律法規(guī)の説明を行っておらず、これまでのGmail、Facebook、Twitter、Lineなどと同じような狀況だとしている。

ニューヨーク?タイムズは、中國(guó)政府がこれらのアプリの使用を禁じる背景には、ユーザーの多くがアカウントを非公開(kāi)にしており、當(dāng)局の監(jiān)視が困難なことがあると指摘した。VOAは「中國(guó)のネットユーザーは、微信など中國(guó)當(dāng)局が監(jiān)視、制御しやすい中國(guó)本土で開(kāi)発されたアプリを使わざるを得ないのである」と伝えた。（翻訳?編集/川尻）