<點描?北京五輪>朝倉浩之の眼?五輪開幕式、聖火の點火方法の一部が明らかに

Record China    2008年7月29日(火) 11時45分

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聖火の點火は約20分…23日、注目される聖火の點火について、記者會見が行われ、開閉幕式の運営責(zé)任者、王寧氏らがこれまで謎に包まれていた聖火の點火について、語った。寫真は開會式が行われる國家體育場、通稱「鳥の巣」。

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その他の寫真

聖火の點火は約20分…23日、注目される聖火の點火について、記者會見が行われ、開閉幕式の運営責(zé)任者、王寧氏らがこれまで謎に包まれていた聖火の點火について、語った。

王氏によると、聖火の點燈は約20分かけて行われるが、開幕式最後のクライマックスに登場するだけでなく、様々なパフォーマンスや儀式など、式典全體と融合した形になるそうだ。また見た目にもオリンピック史上初めて「五つの輪」をモチーフに取り入れるなど、斬新なものとなる。

また點火の手順を具體的に進めてきた蔡國強氏は、點火の方法について、「國家體育場の22箇所の“點火地點”から火が上がり、竜が現(xiàn)れる」と演出の一部を明かす。また、萬里の長城、そして北京市南側(cè)の永定門、天安門、そして北京市北側(cè)の國家體育場へと、つなぐように29箇所から花火を打ち上げ、第29回北京五輪が「中國へ、北京へ、そして鳥の巣(國家體育場)へとやってきた」ことを象徴的に表現(xiàn)するそうだ。さらに、會場では、世界各地から集まった數(shù)千枚に及ぶ子供たちの笑顔の寫真が現(xiàn)れ、空には同時に2008個の「笑顔の花火」が打ちあがる…以上が、今回明かされた演出だ?;ɑ黏螖?shù)は3萬5000発。中國の古典的要素とオリンピックの理念を取り入れる、そして開幕式全體と“融合”した演出、というのが大きな特徴となる。

そして點火の方法も新技術(shù)が取り入れられるとともに、燃焼部分は灰や燃えかすを減らし、環(huán)境にもやさしい聖火を目指す。

さらに、場內(nèi)にいる観客だけではなく、周囲からも聖火の燃える様子を見ることができるよう工夫されるそうだ。現(xiàn)在、國家體育場の北側(cè)天井部に小型の建造物が作られており、これが何らかの役割を果たすのかもしれない。

この聖火の點火は開幕式における最大のイベントとして位置づけられ、2005年から13のグループに分かれて、各方面からの検討を行い、準備を進めてきた。わずか20分足らずの儀式ながら、その點火方法は「國家級の秘密」とされ、今回の北京五輪でも最も力點が置かれるイベントとして、綿密な計畫が立てられてきた。

ちなみに、聖火の點火は、開幕式全體でかかる費用の1%、材料はほとんどが國內(nèi)産を使用しているとして、「低コスト」も強調(diào)された。

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■筆者プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大學(xué)卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる?,F(xiàn)在は中國にわたり、中國スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國國際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

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