2017年11月24日、史上最大規(guī)模とされる日本の経済界の一行が20日から26日までの日程で中國(guó)を訪問(wèn)している。21日には李克強(qiáng)首相と會(huì)談した。今回の訪中には日中関係が改善に動(dòng)きだす中、中國(guó)が提唱するシルクロード経済圏構(gòu)想「一帯一路」に乗り遅れたくない経済界の思惑も垣間見(jiàn)える。

一行は日中経済協(xié)會(huì)會(huì)長(zhǎng)の宗岡正二?新日鉄住金會(huì)長(zhǎng)、経団連の榊原定征會(huì)長(zhǎng)、日本商工會(huì)議所の三村明夫會(huì)頭をはじめ主要企業(yè)のトップら総勢(shì)250人。中國(guó)メディアは「史上最大規(guī)模の日本の経済界訪中団」と報(bào)じた。

訪中団は21日午後、北京で李首相と2年ぶりに會(huì)談した。中國(guó)國(guó)営新華社通信などによると、李首相は席上、「中日関係改善のカギは相互信頼にあり、基礎(chǔ)は民間にある」と前置き?！钢腥臻v係の発展は経済?貿(mào)易協(xié)力の推進(jìn)と切り離せない。日本の経済界が良き伝統(tǒng)を継承すると同時(shí)に、自らの影響力を発揮し、平和、友好、協(xié)力が日本各界の中日関係の大方向に対する共通認(rèn)識(shí)になるようにし、共に歴史をかがみとし、未來(lái)に向かい、中日の四つの政治文書(shū)を踏まえ、両國(guó)関係の末永い安定を図るよう希望する」と述べた。

中國(guó)経済については「引き続き安定の中で好転する基調(diào)を保つ」と説明?！钢腥针p方が相手國(guó)の発展を真に互いのチャンスと見(jiàn)なし、時(shí)代の潮流に順応し、強(qiáng)みによる相互補(bǔ)完を発揮し、イノベーション協(xié)力を通じて各自の発展を促進(jìn)し、互恵?協(xié)力をより良く実現(xiàn)し、東アジア経済共同體の構(gòu)築に助力することを希望する。共同で経済グローバル化プロセスを維持し、中日韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）と域內(nèi)包括的経済連攜（RCEP）の交渉を加速し、地域さらには世界の安定と繁栄に貢獻(xiàn)することを希望する」と強(qiáng)調(diào)した。

會(huì)談で日本側(cè)は「一帯一路」について「一帯一路を含むグローバルな経済協(xié)力を進(jìn)めることが日中のウィンウィンの関係につながる」と指摘。一帯一路構(gòu)想に向けた日中協(xié)力の基盤(pán)をつくるため、インフラ整備などに関する共同研究體制の構(gòu)築や両國(guó)企業(yè)が協(xié)力できるプロジェクト候補(bǔ)の情報(bào)窓口設(shè)置などを盛り込んだ提言書(shū)を李首相に手渡した。會(huì)談後、団長(zhǎng)を務(wù)める宗岡氏は「極めて友好的で、日中関係が大幅に改善しつつあることを?qū)g感した」と語(yǔ)った。

中國(guó)メディア?新浪によると、今後の日中関係に関して上海交通大學(xué)日本研究センターの王少普主任は「中日の経済貿(mào)易協(xié)力は雙方の益になり、中日関係の安定裝置と言える」と解説?！溉毡兢谓U済界は中日関係の発展に対し積極的な態(tài)度を一貫して示しており、安倍政権による歴史や安全問(wèn)題で両國(guó)の貿(mào)易関係が巻き込まれることを望んではいない」と分析している。（編集/日向）