Record China 2008年7月30日(水) 13時57分
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7月28日、甘粛省にある世界遺産「敦煌莫高窟」の石窟內(nèi)に保存してあった創(chuàng)作壁畫「薬師菩薩像」が盜まれた事件で27日、敦煌市公安局の刑警大隊がすでに本格捜査に乗り出したと発表。寫真は敦煌莫高窟。
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2008年7月28日、甘粛省敦煌市の敦煌現(xiàn)代石窟蕓術(shù)センターが今月24日に発表した同センター所蔵の「薬師菩薩像」盜難事件について、敦煌市公安局刑警大隊が本格捜査に乗り出したと報じられた。陝西省のニュースサイト「西部網(wǎng)」が伝えた。
【その他の寫真】
敦煌現(xiàn)代石窟蕓術(shù)センターは、1996年に敦煌研究院の創(chuàng)設(shè)者であり「敦煌の守護(hù)神」と呼ばれた畫家、故常書鴻(チャン?シューホン)氏の意思を受け継いで、夫人であり敦煌畫家の李承仙(リー?チョンシエン)氏(故人)と息子の常嘉煌(チャン?ジアホアン)氏が設(shè)立。被害にあった薬師菩薩像は、1907年にフランス人のポール?ペリオットが敦煌から持ち去った唐代の絹畫を基に李氏が生前に描いた壁畫で、彼女が敦煌市民に殘した遺作となった。
同センターは現(xiàn)在、常嘉煌氏個人が運(yùn)営しており、慢性的な資金不足から充分な保安対策はとれておらず、石窟の管理もただ1人の係員に任せていた。盜難にあったのは、この係員が職務(wù)で不在だった7月15日?23日午前までの間と見られている。同石窟は今年初めに一部崩壊が確認(rèn)されたが、資金難を理由に放置されていたため、犯人はこの崩壊部分から窟內(nèi)に侵入したと見られている。(翻訳?編集/本郷)
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