2017年11月23日、央視網(wǎng)は、日本政府が南西諸島の自衛(wèi)隊(duì)配備強(qiáng)化を進(jìn)めるとともに、島の奪還を目的とした「日本版トマホーク」の研究に乗り出していることについて、中國(guó)人識(shí)者の見(jiàn)解を伝えた。

防衛(wèi)省は先日、尖閣諸島から170キロメートルの場(chǎng)所にある宮古島で陸上自衛(wèi)隊(duì)の駐屯地建設(shè)に向けた造成工事を開(kāi)始した。日本政府は昨年より南西諸島の防衛(wèi)強(qiáng)化に著手しており、昨年3月には尖閣諸島まで戦闘機(jī)で10分ほどの場(chǎng)所にある與那國(guó)島に陸上自衛(wèi)隊(duì)沿岸監(jiān)視隊(duì)を配備。政府は石垣島や奄美大島にも配備する計(jì)畫(huà)だ。來(lái)年3月には陸上自衛(wèi)隊(duì)に離島防衛(wèi)専門(mén)の日本版海兵隊(duì)「水陸機(jī)動(dòng)団」が新設(shè)される。また、日本政府が島の奪還を目的として、地上の目標(biāo)を攻撃可能な巡航ミサイル（日本版トマホーク）を開(kāi)発する方向で検討に入ったことが報(bào)じられている。

中國(guó)中央テレビ（CCTV）の宋暁軍（ソン?シアオジュン）解説委員は「日本は集団的自衛(wèi)権を解禁し、憲法を改定し、國(guó)防軍を持った後、宮古島に配備されている陸上自衛(wèi)隊(duì)を海軍陸戦隊(duì)に改める可能性がある。宮古島海域を出入りする艦船を監(jiān)視できるようになるうえ、さらには第一列島線の出入りする艦船に脅威を與えることが可能だ。南西地域の防衛(wèi)強(qiáng)化には臺(tái)灣への注視とともに、米國(guó)に代わって西太平洋の見(jiàn)張り番になろうという意図がはっきり見(jiàn)える。米太平洋艦隊(duì)は兵力が著しく疲弊しているうえ、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の減稅優(yōu)先方針により米軍の軍事費(fèi)は厳しい狀態(tài)だ。そこで安倍晉三首相が米國(guó)の『インド太平洋戦略』に積極的に協(xié)力しようと積極的に名乗りを挙げた。そうすれば、米國(guó)の問(wèn)題を解決できるうえ、自らが進(jìn)める改憲を推し進(jìn)めることにもつながるのだ」と論じた。（翻訳?編集/川尻）