2017年11月24日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)が、日本の電気炊飯器の爆買いが中國(guó)國(guó)內(nèi)で続いていると伝えた。

象印マホービンによると、中國(guó)政府が昨年関稅を引き上げたことにより、訪日中國(guó)人による炊飯器の爆買いは落ち著き、2016年12月から17年5月の免稅販売向けの炊飯器の売上は爆買いが始まる前の水準(zhǔn)に戻ったという。

その一方で、炊飯器の中國(guó)への輸出は増加し続けている。大阪稅関によると、16年の電気炊飯器の輸出額は100億5900萬(wàn)円となり、26年ぶりに過去最高を更新した。今年1?8月の輸出額も前年同期比で10％近く増えたが、この中に訪日中國(guó)人が日本で購(gòu)入した數(shù)は含まれていない。

記事によると、日本での電気炊飯器の売上増と対中輸出の増加とは密接な関係があるという。例えば、16年の対中輸出額は33億3700萬(wàn)円で07年の23倍以上となった。富裕層が増えているため、高価格帯の輸出が増えているという。経済産業(yè)省の統(tǒng)計(jì)によると、昨年の炊飯器の國(guó)內(nèi)生産は約445萬(wàn)臺(tái)だったが、輸出は約85萬(wàn)臺(tái)で総生産量のおよそ2割を占めた。

このニュースに対し、中國(guó)のネットユーザーからは「いまだに日本の炊飯器の方が中國(guó)製よりいいと思っている人がいるのか」「50代のおばさんたちは外國(guó)製品に対する迷信がすごい。日本の炊飯器のどこがいいかと聞いても明確な答えはない。ただ何となくいいというだけだ」という聲や、「データを偽造した炊飯器で食べる飯はうまい」と皮肉るなど、最近の日本企業(yè)によるデータ改ざん問題が影響しているとみられるコメントが寄せられた。

一方で、「日本製を崇拝するわけじゃないけど、パナソニックのは本當(dāng)に良い」「品質(zhì)と使い勝手の問題だろう。日本製は長(zhǎng)く使える」という意見や、「炊飯器というより米と水の問題」と指摘するユーザーも見られた。（翻訳?編集/山中）